干支の相場格言としての「未辛抱」
「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ……」という干支にちなむ相場格言の一節です。「未年は辛抱する年」という意味で使われます。相場格言は、市場参加者の心構えや経験則を短い言葉にしたもので、干支が株価を動かす仕組みを示すものではありません。
他の格言との違い
「未辛抱」は特定の干支年を対象とする言葉です。「頭と尻尾はくれてやれ」のように売買タイミングの難しさを説く格言や、「休むも相場」のように取引を控える姿勢を示すものとは、扱う場面が違います。どの格言も将来の価格を予測する数式ではありません。
過去の未年の値動きを調べる場合も、対象とする指数、期間、配当込みかどうかをそろえ、少ない事例から法則を結論づけないようにします。2015年の相場が「辛抱」だったかを後から見ることと、次の未年の相場を予測できることは別です。
格言は投資行動を振り返るきっかけにとどめ、企業業績、金利、為替、資金計画など確認できる材料を基に考えます。
参考資料
- 日本証券業協会「相場格言集」
- 確認日:2026-09-26