記事の図解

トンカチを見たときの心理

トンカチは、ローソク足の形の通称として使われる言葉です。小さな実体に対して下ひげが長く、安値から買い戻された形を指すことがあります。一般に下落後の反発可能性を考える材料とされますが、ひげや実体の比率などの定義は分析者によって異なり、単独で底打ちを示すものではありません。

下落後にトンカチらしい足が出ると、「売りが終わった」と期待して買いたくなることがあります。次の足で安値を割る場合もあり、ローソク足一つだけでは売買の根拠として不十分です。出来高、直前のトレンド、決算や市場全体の材料を合わせて確認します。

形を見つけたときに、どんな期待や恐れが出たかを書き留めておくと、チャートを都合よく解釈する癖に気づきやすくなります。売買するなら、損失を許容できる範囲と注文条件を先に決め、パターンだけでポジションを大きくしないようにします。