ITバブルの教訓とNISAを分ける
ITバブル期には、インターネット関連企業への期待が高まり、利益や事業基盤が十分でない企業にも高い評価が付いた例がありました。新技術が社会を変える見通しと、個別企業の将来利益が株価を正当化するかは別問題です。現在の技術テーマを過去のバブルと同じだと決めつけることもできません。
NISAの非課税枠を使っても、投資先の価格下落は防げません。テーマの人気より、売上がどの製品から生まれ、利益やキャッシュフローにいつ反映されるかを確認します。NISA口座の損失は課税口座の利益と損益通算できない点も踏まえ、制度の利点と投資先のリスクを混同しないようにします。