三空踏み上げの見方
ローソク足チャートで、価格が前の取引範囲から離れて始まる窓(ギャップ)が上昇の過程で複数回現れる状態を、三空踏み上げと呼ぶことがあります。上昇が急で、買いが先行しすぎていないかを考えるきっかけとして用いられます。ただし、チャートの時間足や市場によって窓の見え方は異なります。
「売り向かえ」という格言は、窓が重なれば必ず下落するという予測として受け取るべきではありません。強い材料や業績の改善があれば、上昇が続くこともあります。逆に、窓が少なくても株価が反落する場合があります。形だけで売買を決めると、上昇途中で早く売ったり、反落を待って空売りしたりして損失を受ける可能性があります。
過熱を調べる材料
価格が短期間でどれほど上昇したか、出来高やニュース、企業の業績見通しがどう変わったかを確認します。上昇を支える事業上の根拠があるか、期待が価格にどの程度含まれているかも検討します。チャート形状は過去の売買を整理する補助情報です。
チャートパターンを使うなら、窓の定義や売買条件をあらかじめ決めて検証します。見た目の形だけで天井を断定せず、許容できる損失や注文条件も考えます。