自分の損益だけを見ない
含み損益を頻繁に確認すると、買値に戻るかどうかだけで保有を考えたり、短期の変動に反応したりする場合があります。市場全体や同業他社の動きを見ると、個別銘柄の下落が会社固有のものか、市場全体の変動と同じ方向かを整理しやすくなります。
しかし、自分の損益を見ないことがよいわけではありません。損失額や資産配分を把握しなければ、リスクの偏りや家計への影響を見落とす可能性があります。市場のチャートを見ても、企業の価値や将来の株価が分かるわけではありません。
両方の情報を使う
市場指数や同業他社と比較しながら、保有銘柄の業績や投資理由を確認します。含み損益は資産全体への影響や税・資金計画を把握するために見ます。見る期間は投資目的に合わせ、短期の取引と長期保有を混同しないようにします。
客観的に判断するとは、自分の損益を無視することではなく、損益の感情的な意味と資産上の事実を分けることです。市場全体と自分の資産の両方を確認します。