同じ住所に複数店。その正体は? 注文画面 丼の店 A カレー店 B チキン店 C 一つの厨房 同一事業者の別ブランド または複数事業者の共同利用 住所だけで良否は決まらない 確認するのは「誰が・どこで・何を作るか」 kabutrack.com

同じ住所に複数の店がある理由

ゴーストレストランは、同じ厨房から複数のブランド名で料理を販売できます。たとえば共通の鶏肉を使い、唐揚げ、丼、韓国風チキンを別の店名で掲載する形です。住所が同じになるのは不自然ではありません。

もう一つはシェアキッチンです。一つの建物を複数の営業者が利用していれば、別会社の店が同じ住所に並ぶことがあります。ただし、営業者や調理区画、営業内容によって必要な許可の扱いは変わるため、事業者側は開業前に管轄保健所へ確認する必要があります。

「怪しい店」と決めつける前の確認表

確認項目見るポイント気になる例
営業者情報名称、住所、連絡先が確認できるか問い合わせ先が見つからない
メニュー内容量、主要食材、辛さなどが具体的か写真と説明が大きく食い違う
アレルギー問い合わせ手段があるか質問しても確認できない
口コミ料理や配送について具体性があるか同じ文面の短評ばかり続く
価格値引き前後の価格が分かるか常時極端な割引表示になっている

星の数だけで判断するのは危険です。新しい店は口コミが少なく、良い店でも配送遅延で低評価になることがあります。反対に、写真がきれいでも調理品質までは分かりません。複数の項目を組み合わせて見ます。

店名や写真の表示に疑問があるとき

店名が違うこと自体は違法とは限りません。ただ、実際より著しく優良に見せる表示や、料理の内容を誤認させる表示は別問題です。2026年8月13日時点で、消費者庁は飲食店のメニューやECサイト上の食品の優良誤認の疑いについて、景品表示法の情報提供窓口を案内しています。

気になる表示は注文画面、商品説明、価格、注文日時をスクリーンショットで残します。まず店舗または注文サービスに確認し、解決しない場合は消費生活センターの「188」も相談先です。単に同一住所というだけでSNSに断定的な投稿をするより、事実を記録して正式な窓口へ伝える方が確実です。

届いた後の安全チェック

容器の封が破れている、汁が漏れている、加熱料理が不自然にぬるい、異臭がするといった異常があれば、無理に食べません。写真と現物、注文履歴を残し、店舗やサービスへ連絡します。

食後におう吐、下痢、腹痛、発熱などが出た場合、症状が重いときは医療機関へ。食中毒が疑われる場合は、地域の保健所にも相談できます。原因は調理だけでなく配送中や受取後の保存も含めて調査されるため、「どの店名だったか」に加え、受取時刻や食べた時刻も記録しておくと役立ちます。

まとめ

同じ住所に複数の店があるのは、ゴーストレストランでは珍しくありません。見るべきは住所の重複ではなく、営業者の透明性、説明の具体性、問い合わせ対応、届いた料理の状態です。違和感があるときは、食べない、記録する、正式な窓口へ相談する。この三つが現実的な対応です。

出典

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