まず結論
「ドコモの銀行」になったのは、銀行サービスを提供してきた住信SBIネット銀行の商号です。京王NEOBANKは、京王パスポートクラブとドコモSMTBネット銀行が提供する提携サービスとして残っています。
| 見る項目 | 現在の整理 |
|---|---|
| 銀行サービスの提供主体 | 株式会社ドコモSMTBネット銀行 |
| 京王NEOBANKの立場 | ドコモSMTBネット銀行の京王NEOBANK支店を使う提携サービス |
| 銀行代理業者 | 株式会社京王パスポートクラブ |
| 支店番号 | 308 |
| 銀行コード | 0038 |
| ポイント | 京王NEOBANKの利用に応じて京王ポイントが貯まる仕組みを継続 |
つまり、銀行の商号が変わり、京王の支店ブランドと提携関係は続いているという理解が近いです。
住信SBIネット銀行から何が変わったのか
2026年8月3日、住信SBIネット銀行は「株式会社ドコモSMTBネット銀行」へ商号を変更しました。これは、ドコモと三井住友信託銀行による共同経営体制を反映したものです。
変更後は、口座振替や金融機関の選択画面で「住信SBIネット銀行」ではなく「ドコモSMTBネット銀行」を選ぶ場面が出てきます。NTTドコモも、ドコモの銀行を利用している場合は金融機関選択時に「ドコモSMTBネット銀行」を選ぶよう案内しています。
ただし、これは銀行名の表示が変わる話です。京王NEOBANK支店の支店番号や、サービスの利用画面に表示される内容は、個別の公式案内で確認してください。古い登録情報を自己判断で削除したり、口座を作り直したりするのは避けます。
京王NEOBANKとの関係を3者で整理
ドコモSMTBネット銀行は「銀行」の側
京王NEOBANKでは、ドコモSMTBネット銀行が円預金、円定期預金、SBIハイブリッド預金などの銀行サービスを提供します。京王NEOBANK支店は、ドコモSMTBネット銀行の支店として扱われます。
京王パスポートクラブは「銀行代理業者」の側
京王パスポートクラブは、ドコモSMTBネット銀行を所属銀行とする銀行代理業者です。銀行代理業者は、銀行に代わって預金などの契約締結を媒介する立場で、銀行そのものとは異なります。
ここを混同すると、「京王が銀行免許を持って口座を運営している」と誤解しやすくなります。実際の預金サービスの提供主体はドコモSMTBネット銀行です。
京王NEOBANKは「利用者向けブランド」の側
京王NEOBANKは、京王の名前や京王ポイントと、ネット銀行の機能を組み合わせたサービスブランドです。公式ページでは、京王NEOBANKの利用状況に応じて京王ポイントが貯まる仕組みや、京王NEOBANKデビットが案内されています。
利用者にとって何が変わり、何が変わらないか
| 変わる可能性がある点 | すぐに消えるわけではない点 |
|---|---|
| 金融機関名の表示が「ドコモSMTBネット銀行」になる | 京王NEOBANKというサービス名 |
| アプリや公式ページのブランド表示 | 京王NEOBANK支店という提携サービス |
| 口座振替登録時の金融機関選択 | 利用条件を満たした場合の京王ポイント |
| 規約や手数料ページの表記 | 京王パスポートクラブとの銀行代理業の関係 |
「京王ポイントがdポイントに自動的に変わる」「京王NEOBANKがd NEOBANKに統合される」といった理解は、公式条件を確認する前に決めつけない方が安全です。ポイント制度はサービスごとに条件が設定され、京王NEOBANKの公式ページでは京王ポイントが案内されています。
口座を使い続ける人の確認ポイント
- 口座振替先の金融機関名を確認する:新しく登録するときは「ドコモSMTBネット銀行」を選ぶ案内があります。対象サービスの入力画面で、支店番号308や口座情報も確認します。
- 京王ポイントの条件を見る:通常の銀行サービス利用でも、対象外となる取引や、ポイント加算の上限が設定される場合があります。
- 手数料と無料回数を確認する:京王NEOBANKでは振込やATMの無料回数が案内されていますが、対象ATMや回数超過後の手数料は公式ページで確認します。
- キャンペーンと通常サービスを分ける:口座開設キャンペーンや季節キャンペーンの条件は、商号変更とは別に終了・変更されます。
よくある誤解
| 誤解 | 実際の見方 |
|---|---|
| 京王NEOBANKがなくなる | 京王NEOBANK支店を使う提携サービスとして案内されている |
| 京王パスポートクラブが銀行そのもの | 銀行代理業者で、銀行サービスの提供主体はドコモSMTBネット銀行 |
| 京王ポイントが自動的にdポイントになる | ポイント制度は別々。京王NEOBANKの公式条件を確認する |
| 名前が変わったので口座を作り直す必要がある | 商号変更だけで判断せず、個別の公式案内を確認する |
まとめ
京王NEOBANKは、ドコモSMTBネット銀行が提供する京王NEOBANK支店と、京王パスポートクラブの銀行代理業を組み合わせたサービスです。2026年8月3日の商号変更で銀行名は変わりましたが、京王NEOBANKのブランドや京王ポイントの仕組みまで自動的に消えたわけではありません。
利用者が最初に確認するのは、金融機関名の表示、支店番号308、口座振替先、京王ポイントの条件です。ドコモのサービスとの連携が増えても、京王NEOBANKの個別条件まで一括で変わるとは限らないため、銀行とブランドを分けて見ると混乱しにくくなります。
出典
- ドコモSMTBネット銀行「京王NEOBANK」
- 京王パスポートクラブ「京王NEOBANK ご利用方法・サービス」
- NTTドコモ「金融事業における事業再編および『NTTドコモ・フィナンシャルグループ』体制への移行について」
- ドコモSMTBネット銀行「『ドコモの銀行』誕生。8月3日スタート!」