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第2章:社債の発行実務 / 第6回
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1 発行目的を決める
企業が資金使途、必要額、希望年限、固定・変動の考え方を決めます。設備投資、M&A、借換えなど目的によって年限や発行時期が変わります。
2 主幹事・格付会社などと準備
企業は主幹事証券会社と起債方針を詰め、格付け、社債管理関係者、財務代理人、振替制度への対応を準備します。初回発行では社内体制や資料整備にも時間がかかります。
3 開示とIR
公募では金融商品取引法上の開示を行います。並行して投資家へ財務、事業、資金使途、財務方針を説明するデットIRを行い、信用力への理解を深めます。
4 需要調査と条件決定
主幹事が投資家需要を集め、国債などの基準金利と信用スプレッドを踏まえて利率や発行価格を決めます。POT方式やリテンション方式は、注文情報の集め方に関係します。
5 払込み・発行
条件決定後、投資家から資金が払い込まれ、社債が発行されます。国内一般債は証券保管振替機構の振替制度でペーパーレス管理されるのが一般的です。
まとめ
発行は条件を決めて終わりではなく、需要調査と開示を経て払込みまで進みます。発行登録を使っても、格付けやIRなどの準備は残ります。