上窓と下窓のローソク足の模式図

高く始まるだけでは「窓」とは限らない

日足で上窓というと、前日の高値より翌日の安値が高い形です。下窓は、前日の安値より翌日の高値が低い形。前日終値から翌日始値が大きく動いても、その日の値幅が前日と重なれば、ここでいう窓は残りません。

取引終了後の決算発表、政策や為替の変化、翌朝までの海外市場の動きなどで注文の価格が変わると、前日の値幅を飛び越えて始まることがあります。チャート上の空白は「その価格帯で取引が成立しなかった」ことを表します。

開いた窓は必ず埋まる?

後日の売買で空白の価格帯まで戻ることを「窓埋め」と呼びます。上窓後に評価が続いてさらに上がることも、下窓後に業績悪化が続いて戻らないこともあります。「窓は必ず埋まる」という経験則だけでは売買の根拠になりません。

決算翌日の上窓なら、前日の高値・当日の安値とともに、決算内容や出来高を比べます。寄り付き直後は注文が集中しやすく、画面の表示価格どおりに約定できるとは限りません。

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