安値が800円 → 830円 → 860円へ上がる例

安値が少しずつ高くなる

価格が下がって反発した時の安値を順に比べ、後の安値が前より高ければ、安値が切り上がっています。底値だんだんという呼び名は、この様子を表すものとして理解します。相場が最終的な底を付けたという確定情報ではありません。

この記事では、表現の出自や歴史的な定義を断定していません。「底」という言葉に頼るより、どの安値をどの期間で比べたかを明らかにする方が、現在のチャートを読む時に使いやすくなります。

800円、830円、860円の安値の例

架空の株が800円で反発し、その次の下落では830円、その次は860円で反発したとします。三つの安値は切り上がっています。ただし、安値の間に付けた高値が徐々に下がっている場合は、値幅が縮んだ状態とも読めます。

安値だけが高くなったことと、明確な上昇方向へ進んだことは同じではありません。例の価格は説明用で、どの間隔で安値を採ったかによって見える形は変わります。日中と終値の価格も混ぜないことが必要です。

次の下落で関係が崩れる場合

新しい悪材料で価格が800円を下回れば、切り上がりという見方は維持できません。過去の反発点は、次の下落を止める契約や保証ではありません。見た形に合う価格だけを選ぶと、実際の弱さを隠すことがあります。

株式分割などがあった場合は、比較できる価格へ調整された図かどうかにも注意が必要です。安値の数字が変わった理由が株数の変更なら、企業への評価が変わったことと分けて読む必要があります。

高値・出来高・開示を合わせる

三つの安値の日付と、その間の高値を記します。出来高を添えると、どの場面で売買が増えたかを観察できます。会社の業績改善があるのか、短期の買い戻しなのかは、決算やニュースから別に考えます。

長期の判断には利益と資金繰りが必要です。安値の切り上がりは価格を見る手がかりになりますが、それだけで購入価格が割安と決まるわけではありません。図から読み取れる事実と、将来についての仮説を分けて書くと役立ちます。

まとめ

底値だんだんは安値の切り上がりへ置き換えて理解します。高値と期間を合わせて観察し、最安値の確定や値上がりの保証へ広げないことが必要です。