グリーン預金とは
学習優先度:★★★(3段階の目安)
グリーン預金は、銀行が定める環境基準に合う融資などへ、預金相当の資金を振り向ける仕組みを持つ預金です。預金者が発電所の株主になったり、事業者へ直接お金を貸したりする契約とは異なります。
資金を預ける相手は銀行です。対象事業の選び方、資金の管理、充当状況の報告は、銀行の商品説明とフレームワークを通じて確かめます。フレームワークとは、その商品の環境基準や管理方法をまとめた枠組みです。
三菱UFJ銀行の円貨定期は開始前
2026年10月20日の発表によると、円貨の新商品は同年11月2日に取扱開始予定です。2026年10月22日時点では開始前であり、発表日と利用できる日を取り違えないように読む必要があります。
個人・法人が対象で、預入額は1,000万円以上1,000億円以下。期間は1・3・6カ月または1年です。金利は店頭金利で、優遇はありません。原則として満期日前解約と自動継続はできず、対象となる融資資産の残高などによって受付を中断する場合もあります。
これらはこの商品の条件であり、グリーン預金全般に共通する条件ではありません。円建てと外貨建てでも、為替リスクや預金保険の扱いが変わります。
お金の流れを具体的に考える
例えば、ある銀行が預金相当額を既存の風力発電事業向け融資に充当する場合を考えます。預金者が受け取るのは契約上の預金利息で、発電所の売電利益をそのまま分配してもらうわけではありません。
既存融資への充当もあるため、「預けた全額で新しい発電所が建つ」とは限らない点も大切です。新規事業と既存事業への充当を区別すると、環境面の説明を過大に受け取りにくくなります。
環境への配慮と使いやすさは別
環境分野への資金供給に関われることは特徴ですが、生活費や近く使う資金を長く拘束する理由にはなりません。必要な時期に引き出せるか、満期時にどの口座へ戻るかまでが預金選びの条件です。
預金保険は「グリーン」という名前だけで判断できません。国内の対象金融機関の一般預金等なら、同じ銀行の対象預金を合算して元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。口座ごとの上限ではありません。
読み比べるときの順番
最初に通貨と解約条件、次に適用金利、最後に環境基準と報告内容を読むと、預金として使えるかと環境面で納得できるかを分けて判断できます。商品条件の確認日は2026年10月22日です。