まず確認したいこと
今回の指定は、上場廃止基準に該当するかどうかを東証が確認するための「監理銘柄(確認中)」です。廃止が決まった銘柄を売買最終日まで指定する「整理銘柄」とは異なり、9月30日の発表時点で上場廃止が確定したわけではありません。
指定の背景
会社の説明によると、2025年9月30日時点の流通株式時価総額は4.5億円で、東証スタンダード市場の上場維持基準25億円を下回っていました。株主数、流通株式数、流通株式比率は同日時点で基準を満たしていたとされています。2026年9月末が改善期間の最終日で、同日時点の「株券等の分布状況表」は10月中に提出予定です。
東証は提出資料を審査します。基準への適合が確認できない場合、会社は東証で整理銘柄に指定され、2027年4月1日に上場廃止となる見込みを説明しています。まぐまぐは福岡証券取引所Q-Boardにも重複上場しており、同社の発表では、東証で上場廃止となる場合もQ-Boardでの売買は継続します。
確認できる日程と条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社発表日 | 2026年9月30日 |
| 監理銘柄(確認中)指定 | 2026年10月1日付 |
| 指定期間 | 東証が上場廃止基準への該当有無を認定する日まで |
| 改善期間の最終日 | 2026年9月30日 |
| 分布状況表の提出予定 | 2026年10月中 |
| 上場廃止の可能性 | 東証の審査で基準適合を確認できない場合、東証で2027年4月1日付。現時点で廃止決定ではない |
| 福岡証券取引所Q-Board | 会社発表では、東証で上場廃止となる場合も売買継続 |
投資家が追う点
当面の確認材料は、10月中に会社が提出する分布状況表と、それを受けた東証の審査結果です。株主構成の変化が流通株式時価総額の判定にどう反映されるかが焦点になります。指定の継続や解除、整理銘柄指定、上場廃止日は審査結果と今後の公式開示で確定するため、条件付きの会社説明を確定事項として扱わないことが大切です。
関連ページ
出典
- まぐまぐ「当社株式の監理銘柄(確認中)指定に関するお知らせ」(2026年9月30日公表。会社IRページから確認)IR情報