まず結論
出張訪問買取では仕入高と訪問数が前年同月を上回り、店舗買取の仕入高は前年同月を下回りました。仕入高は買い取った商品の金額で、販売後の売上高や利益とは異なる事業KPIです。
9月の月次実績
| 指標 | 2026年9月 | 前年同月比 |
|---|---|---|
| 出張訪問買取の仕入高 | 2,015百万円 | 133% |
| 出張訪問数 | 48,787件 | 123% |
| 店舗買取の仕入高 | 2,584百万円 | 94% |
| グループ店舗数 | 570店 | 直営251店、FC319店 |
会社は、出張訪問買取の仕入高増加について、訪問数が計画どおりに推移したことや高単価商材の買取点数が堅調だったことを挙げています。店舗買取については、前年9月に金相場上昇を背景に貴金属の持ち込みが増えた反動などを説明しています。
AI活用と海外販路
会社によると、コンプライアンス対応部署の決裁コールの約70%、査定後のフォローコールの約40%をAIで自動化しています。人員計画を含め、来期に約6億円の人件費抑制効果を見込むとしています。これは会社の見込みで、実現済みの利益ではありません。
米国向けTikTokライブコマースは2026年4月に試行を始め、10月時点で累計販売点数が1,000点を超えました。海外販路の粗利益が国内toB販路の約2.8倍という数値も会社が示していますが、試行段階の実績であり、販売規模や継続性は今後の開示で確認する必要があります。
投資家が見る点
出張買取の拡大と店舗買取の前年割れが同時に見られます。仕入高だけでは粗利益や在庫回転を判断できないため、次の決算で販売実績、粗利益、費用への反映を確認する局面です。次回の10月月次は11月13日公表予定と会社が案内しています。
関連ページ
出典
- BuySell Technologies「2026年9月セグメント別月次及びトピックスに関するお知らせ」(2026年10月19日公表、公式IR情報)。