まず結論
9月は旅行事業の取扱高、バス運行売上高、ホテル等施設の客室収入がいずれも前年同月を下回りました。前年同月比はそれぞれ89.1%、80.3%、82.6%です。単月の速報値で、会社全体の売上高や利益を直接示すものではありません。
月次実績のポイント
| 事業指標 | 2026年9月 | 前年同月比 | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 旅行事業の取扱高 | 1,077,155千円 | 89.1% | 取扱高であり、旅行事業の売上高は取扱高から仕入高を差し引いた純額 |
| バス事業の運行売上高 | 117,662千円 | 80.3% | バス事業の売上高には、高速代売上など別項目も含まれる |
| ホテル等施設の客室収入 | 208,267千円 | 82.6% | 料理収入などは含まない。9月は「その他3棟」の数値 |
会社資料では、各金額にグループ内取引額を含むとしています。また、Tマークシティホテル札幌は2026年3月15日に営業を終了しており、2026年度のホテル欄は札幌とその他施設を分けて記載しています。
株価材料として見る点
3指標とも前年割れですが、指標の範囲は同じではありません。旅行事業は取扱高、バスは運行売上高、ホテルは客室収入です。これらを単純に足して連結売上高や事業利益の変化とみなすことはできません。次の決算では、各指標が事業別売上高と利益にどうつながったかを確認します。
リスクと確認点
今回の資料は月次速報です。前年同月比は前年の各月を100とする指数で、増減率そのものではありません。宿泊需要や旅行需要の変化を示す背景説明はこの開示だけでは確認できないため、原因を特定せず、翌月以降の推移と決算数値を待ちます。
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出典
- HANATOUR JAPAN IRニュース「月次業績速報 2026年9月」(2026年10月20日公表)