何が変わるのか
ニップンは、3月31日基準の株主優待について、対象となる保有株式数を500株以上から200株以上へ引き下げる。これにより、200株以上500株未満の株主にも1,500円相当の自社商品詰め合わせを贈呈する区分が加わる。
500株以上の3月期優待は、従来どおり3,000円相当の自社商品詰め合わせ。9月30日基準の優待についても、500株以上かつ1年超継続保有の株主に1,500円相当の自社商品を贈呈する内容に変更はない。
対象株主と条件
変更後の3月期優待は、3月31日現在の株主名簿に記載または記録された200株以上保有の株主が対象となる。200株以上500株未満の区分には、継続保有期間の条件は示されていない。
9月期優待は、9月30日現在の株主名簿に記載された500株以上保有の株主が対象で、1年超の継続保有が必要。1年超は、9月30日および3月31日の株主名簿に、同一株主番号で連続3回以上記載されることで判定される。
優待内容
| 基準日 | 保有株式数 | 継続保有期間 | 優待内容 |
|---|---|---|---|
| 3月31日 | 200株以上500株未満 | 条件なし | 1,500円相当の自社商品詰め合わせ |
| 3月31日 | 500株以上 | 条件なし | 3,000円相当の自社商品詰め合わせ |
| 9月30日 | 500株以上 | 1年超 | 1,500円相当の自社商品詰め合わせ |
3月期の対象株数が引き下げられるため、これまで500株未満で優待対象外だった株主も、200株以上であれば3月期優待を受けられるようになる。
適用開始とスケジュール
変更後の制度は、2024年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。
9月期優待は変更されないため、9月30日基準分については500株以上かつ1年超継続保有という従来条件を確認する必要がある。
優待投資として見るときの注意点
今回の変更は、最低株数を下げて対象株主を広げる拡充だ。3月期だけを見ると、500株以上が必要だった優待が200株以上から受けられるようになるため、少ない投資単位で優待対象になりやすくなる。
ただし、9月期優待は500株以上かつ1年超継続保有のまま。年間で受け取れる優待額を考える場合、3月期と9月期の条件を混同しないことが大事だ。優待内容は制度変更の可能性があり、株価変動や業績、配当もあわせて確認したい。
まとめ
ニップンの2024年2月6日発表は、3月期株主優待の対象を200株以上へ広げる拡充だった。200株以上500株未満には1,500円相当、500株以上には3,000円相当の自社商品詰め合わせを贈呈する。
適用開始は2024年3月31日基準分から。9月期優待は変更なしで、500株以上かつ1年超継続保有の条件が続く。
参考
- ニップン「株主優待制度の一部変更(拡充)に関するお知らせ」、2024年2月6日公表
- ニップン 配当・株主優待情報
- ニップン(2001)銘柄分析