何が変わったのか
変更後は、毎年9月末日時点で400株以上を保有し、通常は6か月以上継続保有している株主が対象となる。優待品はQUOカード、株主優待オリジナルRAKUSAI青果ボックス、RAKUSAIオンラインポイントの3種類から1つを選ぶ。
旧制度では200株以上300株未満に500円分、300株以上400株未満に1,000円分のQUOカードが用意されていた。変更後は400株未満が対象外となる。また、旧制度に継続保有期間の条件はなかったため、最低保有株数と保有期間の両面で条件が厳しくなった。
一方、400株以上では区分が整理され、RAKUSAIオンラインポイントが新たな選択肢に加わった。青果ボックスやポイントを選ぶ場合、旧制度より金額が増える株数帯もある。
変更後の優待内容
| 保有株式数 | QUOカード | RAKUSAI青果ボックス | RAKUSAIオンラインポイント |
|---|---|---|---|
| 400株以上800株未満 | 2,000円分 | 3,000円相当 | 3,500円分 |
| 800株以上1,200株未満 | 4,000円分 | 6,000円相当 | 7,000円分 |
| 1,200株以上 | 6,000円分 | 10,000円相当 | 11,000円分 |
1,200株以上の青果ボックスには加工品が含まれる。RAKUSAIオンラインポイントは1ポイント1円として使え、現在の公式案内では最終購入日から1年間が有効期限とされている。選択肢ごとに内容や利用条件が異なるため、表示額だけでなく使いやすさも確認したい。
6か月以上の継続保有が必要
通常の対象条件は、同一株主番号で3月末日と9月末日の株主名簿に2回連続して記載または記録され、両方の基準日で400株以上を保有すること。つまり、9月末だけ400株を保有しても、通常は対象にならない。
保有株数が途中で変わった場合は、継続して保有した株数を基準に区分を判定する。たとえば3月末に400株、9月末に800株の場合は400株以上800株未満の区分となる。名義変更などで株主番号が変わると、継続保有と認められない場合がある。
なお、変更を開始した2025年9月末基準分だけは移行措置として6か月以上の継続保有条件が免除された。以後の基準分には通常の保有期間条件が適用される。
1,200株を3年以上保有すると追加優待
1,200株以上を3年以上継続保有する株主には、通常の選択制優待に加えて2,000円相当の加工品が贈られる。
長期保有の判定には、3月末日と9月末日の株主名簿に同一株主番号で7回以上連続して記載または記録され、そのすべてで1,200株以上を保有する必要がある。通常優待より条件が厳しいため、株数を減らす予定がある場合は注意したい。
申込時期と選択しなかった場合
株主優待の案内状は毎年10月下旬から11月上旬に送付される。案内に従い、期限内に希望する優待品を選択する。申込みがない場合はQUOカードが贈られる。
青果ボックスは生鮮品を含み、RAKUSAIオンラインポイントには利用期限がある。受取時期や利用条件は、毎年届く案内で確認しておきたい。
優待投資で確認したい点
今回の変更は、400株以上の株主にとっては選択肢と一部の優待額が増える内容だが、200株・300株台の株主は優待対象から外れた。新たに6か月以上の継続保有も必要になったため、権利付き最終日直前の購入だけでは通常の優待を受けられない。
優待の金額だけで投資判断をせず、必要投資額、配当、業績、株価変動、制度変更の可能性を合わせて確認したい。
まとめ
デリカフーズホールディングスは2025年9月末基準分から株主優待制度を変更し、RAKUSAIオンラインポイントを追加した。400株以上では選択肢が広がり、一部区分の優待額も増えた。
その一方で、最低保有株数は200株から400株へ引き上げられ、通常は6か月以上の継続保有が必要になった。制度全体では株主によって影響が異なるため、自分の保有株数と継続保有期間を基準に確認する必要がある。
参考
- デリカフーズホールディングス「株主優待制度」
- デリカフーズホールディングス「株主優待制度の一部変更に関するお知らせ」、2025年6月11日公表。