何が決まったのか
LIFULLは2026年2月12日に株主優待制度の新設を公表しており、今回の開示で提供方法とサービス利用特典の詳細を示した。制度の対象株主と初回基準日は、2月の発表内容から変わっていない。
優待は、電子マネーまたはデジタルギフトと自社サービス利用特典の2本立て。両方を利用できる設計だ。
対象株主と条件
対象は、毎年9月末・3月末の基準日に4,000株以上を保有し、同一株主番号で継続保有の条件を満たす株主。通常は1年以上が条件となる。
| 基準日 | 必要株数 | 継続保有条件 |
|---|---|---|
| 2026年9月30日(初回) | 4,000株以上 | 半年以上。2026年3月31日・9月30日の2回で判定 |
| 2027年3月31日以降 | 4,000株以上 | 1年以上。基準日を含む直近3回で判定 |
初回分の対象になるには、2026年3月31日と9月30日の両方で、同じ株主番号のまま4,000株以上が株主名簿に記載または記録される必要がある。3月末の名簿に載るための権利付き最終日は2026年3月27日だった。
優待内容
電子マネーまたはデジタルギフト
9月末基準分と3月末基準分で、それぞれ15,000円分を贈る。年間合計は30,000円分。2026年12月発送予定の案内から、専用Webサイトで6,000種類以上の交換先から希望するものを選ぶ方式となる。
自社サービス利用特典
有効期間は1年間で、株主本人が利用する。主な内容は次の通りだ。
- LIFULL HOME’S経由で問い合わせた事業者と成約した場合、賃貸は掲載価格15万円以上で15,000円分、購入は掲載価格5,000万円以上のマンション・一戸建て・土地で50,000円分の電子マネーまたはデジタルギフト。賃貸・購入は有効期間中に各1回まで。
- LIFULL STAYの掲載物件を購入した場合、掲載価格から500,000円を割り引く。
- インスタントハウスとインスタントサウナは販売価格から20%を割り引く。
適用開始とスケジュール
初回基準日は2026年9月30日。初回分の案内発送は2026年12月の予定だ。自社サービスの具体的な利用方法は、会社の今後の案内で示される。
優待投資として見るときの注意点
年間30,000円分のデジタル優待は固定額だが、対象株数は4,000株以上と多い。自社サービス特典は成約や購入などの利用条件があり、誰でも同じ金額を受け取れる現金同等の優待ではない。
初回は半年以上、2回目以降は1年以上の継続保有が条件。同一株主番号の連続性と、基準日ごとの株数を分けて確認したい。制度内容は今後変更される可能性もある。
まとめ
LIFULL(2120)は、4,000株以上を継続保有する株主に、年2回・各15,000円分の電子マネーまたはデジタルギフトを贈る株主優待の詳細を決定した。LIFULL HOME’Sなどの自社サービス利用特典も付く。
初回基準日は2026年9月30日で、初回だけ半年以上の継続保有が条件。2027年3月末基準分以降は1年以上となる。4,000株の保有条件、同一株主番号、サービス利用条件を一緒に確認したい。
参考
- LIFULL IR資料室
- LIFULL「株主優待制度の詳細決定に関するお知らせ」、2026年3月17日公表
- LIFULL「株主優待制度の新設に関するお知らせ」、2026年2月12日公表
- LIFULL(2120)株主優待ページ
- LIFULL(2120)銘柄分析