何が変わるのか
年2回進呈するデジタルギフトの金額を、保有株数と継続保有期間の全区分で10%引き上げる。対象条件の1,000株以上・1年以上と、6月末・12月末の年2回という基準は変わらない。
増額は2026年12月末の株主名簿に記載された株主への優待から始まる。6月末基準で増額後の金額を受け取る最初の機会は2027年6月末となる。
増額後の優待金額
金額は1回当たり。括弧内の年間額は、6月末と12月末の両方で同じ区分を満たした場合の合計となる。
| 保有株式数 | 1年超~2年未満 | 2年超~3年未満 | 3年超~5年未満 | 5年超 |
|---|---|---|---|---|
| 1,000~2,499株 | 2,750円(年5,500円) | 5,500円(年11,000円) | 8,250円(年16,500円) | 11,000円(年22,000円) |
| 2,500~4,999株 | 6,875円(年13,750円) | 13,750円(年27,500円) | 20,625円(年41,250円) | 27,500円(年55,000円) |
| 5,000~9,999株 | 13,750円(年27,500円) | 27,500円(年55,000円) | 41,250円(年82,500円) | 55,000円(年110,000円) |
| 10,000~14,999株 | 27,500円(年55,000円) | 55,000円(年110,000円) | 82,500円(年165,000円) | 110,000円(年220,000円) |
| 15,000~19,999株 | 41,250円(年82,500円) | 82,500円(年165,000円) | 123,750円(年247,500円) | 165,000円(年330,000円) |
| 20,000株以上 | 55,000円(年110,000円) | 110,000円(年220,000円) | 165,000円(年330,000円) | 220,000円(年440,000円) |
継続保有条件
保有期間は、毎年6月末日と12月末日時点の株主名簿に同一株主番号で連続して記載または記録された回数を基に算出する。会社は対象条件を「1,000株以上を1年以上保有」と説明している一方、金額表の最初の区分は「1年超2年未満」と表記している。境界時点の扱いは株主名簿上の判定となるため、個別の保有状況は会社案内で確認したい。
受け取り方法と時期
株主名簿に登録された住所へ「株主優待のご案内」が届き、WEB上で希望する交換先を選ぶ。主な交換先としてQUOカード、QUOカードPay、dポイント、Amazonギフトカード、暗号資産などが案内されている。PayPayマネーライトへの交換には5%の手数料が発生し、交換先は変更される場合がある。
デジタルギフトの案内は、6月末基準分が9月下旬、12月末基準分が翌年3月下旬の予定。QUOカードを選択した場合は発送時期が後ろになる。
優待投資として見るときの注意点
10%増額は明確な拡充だが、最低条件でも1,000株と1年以上の継続保有が必要になる。表示される年間額は、2回の基準日で同じ株数・保有期間区分を満たした場合の合計であり、1回で受け取れる金額ではない。
必要投資額や株価変動リスクに加え、株主番号の変更で継続保有判定に影響する可能性も確認しておきたい。
まとめ
リンクアンドモチベーションは、2026年12月末基準分からデジタルギフトを全区分で10%増額する。最低区分は1回2,750円分、最大区分は1回220,000円分。株数だけでなく、年2回の基準日と継続保有期間の両方が金額を左右する制度だ。
参考
- リンクアンドモチベーション「株主優待制度」
- リンクアンドモチベーション「IR情報」
- リンクアンドモチベーション「株主優待制度の拡充に関するお知らせ」、2026年8月10日公表。
- リンクアンドモチベーション(2170)株主優待ページ