何が明らかになったのか
クロス・マーケティンググループ(3675)は9月3日、連結子会社DIGITALIOが運営する「デジコ」が、LIFULLの株主優待に採用されたと公表した。
LIFULLは3月17日の開示で、株主優待専用Webサイトから6,000種類以上の交換先を選ぶ方式を示していた。今回の発表で、そのデジタルギフトサービスの提供元がデジコであることが具体化した形だ。
LIFULLの優待条件
今回の採用発表による金額・株数・継続保有条件の変更はない。
| 基準日 | 必要株数 | 継続保有条件 | 電子マネー・デジタルギフト |
|---|---|---|---|
| 2026年9月30日(初回) | 4,000株以上 | 半年以上 | 15,000円分 |
| 2027年3月末以降 | 4,000株以上 | 1年以上 | 15,000円分 |
9月末基準分と3月末基準分を合わせた年間合計は30,000円分。自社サービス利用特典も別に用意され、有効期間は1年間、株主本人が利用する条件となっている。
デジコ導入で変わる点
デジタルギフトの受け取り時に、専用サイトから希望する交換先を選択できる。現金での還元ではなく、選んだ交換先の利用条件や有効期限が適用される点は押さえておきたい。
交換先の具体的なラインアップや受け取り手順は、実際に届く案内と専用サイトで確認する。サービス採用の発表だけで、すべての利用条件まで確定したと判断するのは早い。
適用時期とスケジュール
初回基準日は2026年9月30日で、案内の発送は同年12月の予定。初回対象になるには、2026年3月31日と9月30日の株主名簿に、同一株主番号で4,000株以上が記載または記録される必要がある。
優待投資として見るときの注意点
選べる交換先が広がると使いやすさは上がる一方、対象株数は4,000株以上で、初回にも半年以上の継続保有が必要だ。デジタルサービスを利用できる環境、交換先ごとの期限、株主番号の継続性も確認したい。
また、今回の開示はDIGITALIOを傘下に持つクロス・マーケティンググループ側のサービス採用に関するもの。3675が株主優待制度を新設した開示ではない。
まとめ
LIFULL(2120)の株主優待で、DIGITALIOのデジタルギフトサービス「デジコ」が採用された。専用Webサイトから多様な交換先を選ぶ方式が具体化したが、4,000株以上、初回半年以上の継続保有、年間30,000円分という制度条件は変わらない。
初回基準日は2026年9月30日、案内発送は12月予定。交換先のラインアップ、受け取り手順、有効期限は会社から届く案内で確認したい。
参考
- LIFULL IR資料室
- DIGITALIO「デジタルギフトサービス『デジコ』、LIFULLの株主優待に採用」
- クロス・マーケティンググループ IR情報
- クロス・マーケティンググループ「連結子会社 DIGITALIO のデジタルギフトサービス『デジコ』が株式会社 LIFULL の株主優待に採用されたことについてのお知らせ」、2026年9月3日公表
- LIFULL(2120)株主優待ページ
- LIFULL(2120)銘柄分析