かどや製油2612 株主優待廃止予定

何が変わるのか

かどや製油は、公開買付けが成立することを条件に、2027年3月期から株主優待制度を廃止します。公開買付けの成立後に一連の手続きが進み、同社株式が上場廃止となる予定であることを前提にした判断です。

公開買付けが成立した場合、2026年3月31日時点で優待対象だった株主への優待品を最後に、制度は終了します。2027年3月31日を基準日とする優待は実施しない扱いです。

対象株主と条件

廃止の条件は、株式会社ITG-Gホールディングスによる公開買付けの成立です。公開買付けが成立しなかった場合の配当方針と株主優待の実施方針は、会社が速やかに決定して改めて開示するとしています。

優待内容

廃止前の制度では、毎年3月31日現在の株主を対象に、保有株式数に応じて自社製品のごま製品詰合せを贈呈していました。既存の基準は、300株以上が1,500円相当、3,000株以上が3,500円相当です。

ただし、今回の開示は2026年3月31日基準分を最後の予定とする内容で、2027年3月期以降の優待品は示していません。

適用開始とスケジュール

会社は「2027年3月期より」株主優待制度を廃止するとしています。公開買付けが成立した場合、2026年3月31日時点の対象株主への優待が最終回になります。公開買付けの成否によって扱いが変わるため、現時点では条件付きの廃止予定として確認します。

優待投資として見るときの注意点

今回の優待廃止は、公開買付けの成立を前提にした開示です。公開買付けが不成立になった場合、制度がそのまま廃止されるとは限りません。後日の会社開示で、公開買付けの結果と優待方針を分けて確認する必要があります。

また、今回の開示には2027年3月期の期末配当予想を無配とする修正も含まれています。優待だけでなく、配当と上場維持の見通しが同時に変わる開示である点にも注意が必要です。

まとめ

かどや製油は、公開買付けの成立を条件に、2027年3月期から株主優待制度を廃止します。成立した場合は2026年3月31日時点の対象株主への優待品が最後です。公開買付けが不成立となった場合の優待方針は、会社の追加開示を待つ必要があります。

参考

※本記事は会社開示を基に整理したもので、特定銘柄の売買や利益を推奨するものではありません。