abcが株主優待ポイントの利用先リクエストを開始

何が変わるのか

株主がポイントを使いたい企業や店舗を同社へリクエストできる仕組みが加わりました。上場企業は証券コードで、その他の店舗は同社の位置情報サービス「THANKS Map」上で希望を伝えます。abcは希望が集まった先に提携を提案し、受け入れが決まった店舗でポイントを利用できるようにします。

この発表時点で提携先の利用開始が決まった企業・店舗は示されていません。希望先でそのまま使えるわけではありません。提携成立後、店舗ごとの受け入れ枠内で利用できます。

対象株主と条件

対象は、2026年8月21日付の制度変更開示で定めた株主優待の対象者です。2026年8月31日現在の株主名簿に記載された100株以上の株主が対象で、株数と継続保有期間に応じてポイントが付与されます。

今回始まるサービスはポイントの新規付与を行いません。優待ポイントの対象者、付与基準、付与時期に変更はありません。

優待内容

株主は「優待のいずみ」のウェブサイトや「THANKS Map」から希望する利用先を送れます。サービスには独自のポイント残高はなく、株主優待アプリと同じ残高を使います。提携先でポイントを利用すると、アプリの残高から差し引かれます。

利用料は無料です。提携企業から届く商品・サービス案内を個別に送る仕組みではなく、提携先が決まった場合はサービス画面に掲載されます。

適用開始とスケジュール

  • 2026年9月30日:サービス第1期を開始。希望先の受付を開始
  • 2026年11月5日(予定):2026年8月期分の優待ポイントを従来どおりアプリ経由で贈呈
  • 2026年12月31日:第1期の終了予定

第1期の実績を検証した後、提携先の拡大や第2期の運用内容を決める予定です。2026年8月期分のポイント付与はこのサービス開始とは別に行われます。

優待投資として見るときの注意点

利用先が増えるかどうかは、株主からの希望と企業・店舗との提携成立に左右されます。開始時点で希望先すべてが利用可能になるわけではありません。利用できる来店件数にも提携先ごとの枠が設けられます。

まとめ

abcは、株主が希望する企業や店舗をリクエストし、提携成立先で優待ポイントを使えるサービス「優待のいずみ」を開始しました。第1期は2026年12月31日までです。ポイントの付与条件と金額は従来どおりです。利用できる場所は提携成立後に決まります。

参考

※2026年9月30日公表の会社資料に基づいています。