2026年5月優待の基本日程

2026年5月末が権利確定日の銘柄では、日程は次の通りです。

項目日付
権利付き最終日2026年5月27日(水)
権利落ち日2026年5月28日(木)
権利確定日2026年5月29日(金)

月末が日曜日のため、実務上の権利確定日は5月29日(金)として扱われます。

ここでつまずきやすいのが、20日締め・15日締めの銘柄です。

アスクルは5月20日基準、サツドラホールディングスは5月15日基準です。月末優待と同じ感覚で見ていると、もう間に合わないことがあります。

5月優待は、まず基準日を確認する。そこからです。

生活に近いドラッグストア・買い物系

5月優待でまず見たいのは、日用品に近い優待です。

株主優待は「使い切れるか」がかなり大事です。額面が高くても、近くに店舗がなかったり、使うサービスでなければ実質価値は落ちます。

銘柄コード主な優待内容見方
クリエイトSDホールディングス3148お買物優待券店舗が近い人にはかなり実用的
アスクル2678LOHACO割引クーポンネット通販利用者向け。ただし5月20日基準
サツドラホールディングス3544優待品選択制北海道・サツドラ利用者向け。5月15日基準

クリエイトSDホールディングス(3148)

クリエイトSDホールディングスは、毎年5月31日現在の株主を対象に「薬クリエイト」などで使えるお買物優待券を進呈しています。

公式ページでは、100株以上で500円券3枚、つまり1,500円分。300株以上で4,000円分、1,500株以上で8,000円分、3,000株以上で12,000円分という基準が示されています。

ドラッグストア優待の良さは、無理に使わなくても消化しやすいところです。

日用品、洗剤、食品、化粧品。普段の支出に近いので、優待が生活費の圧縮に直結しやすい。

ただし、店舗が生活圏にあるかは先に見たいところです。近くに店がない場合、額面ほどの価値を感じにくくなります。

アスクル(2678)

アスクルは、LOHACOで使える割引クーポンを株主優待として出しています。

公式ページでは、11月20日と5月20日を基準日として、LOHACOで使える2,000円分の割引クーポン、500円×4枚を年2回送る制度と説明されています。

なお、公式上の優待内容は500円×4枚=2,000円分です。金額を取り違えやすいので、ここは公式ページで確認しておきたいところです。

LOHACOを使う人には便利です。日用品や食品をネットで買う人なら、消化しやすい。

ただし、2026年5月20日基準分は、公式ページ上で2026年5月18日(月)までに株式を購入する必要があると案内されています。2026年5月24日時点で読むなら、今回分はもう過ぎています。

ここでは「次回以降の候補」として見るのが現実的です。

サツドラホールディングス(3544)

サツドラホールディングスは、毎年5月15日現在の株主を対象に、保有株式数に応じた優待品の中から選べる制度を案内しています。

公式ページでは、株主優待カタログを年1回、8月中旬に届けるとされています。

サツドラを日常的に使う人には相性が良い優待です。ただ、北海道中心のドラッグストアなので、地域差はあります。

5月15日基準という点も要注意です。月末優待のつもりで動くと、タイミングを外します。

金券・デジタルギフト系

使いやすさで見るなら、金券・デジタルギフト系も強いです。

このジャンルは「現金に近い感覚」で読まれやすく、SEOとも相性が良い。ただし、交換先、有効期限、利用条件は細かく確認したいところです。

銘柄コード主な優待内容見方
FPパートナー7388デジタルギフト3,000円分使い道が広く、分かりやすい
ブックオフグループHD9278お買物券、本買取金額アップ券本・中古品を使う人向け
小津産業7487QUOカードまたは紙製品実用品として根強い

FPパートナー(7388)

FPパートナーは、毎年5月31日・11月30日時点の100株以上保有株主を対象に、デジタルギフト3,000円分を贈呈する制度を案内しています。

公式資料では、2026年5月基準日分から、従来のQUOカードからデジタルギフトへ変更する流れも示されています。

デジタルギフトは使い勝手が良いです。Amazonギフトカード、QUOカードPay、PayPayマネーライトなどに交換できるタイプであれば、読者にも分かりやすい。

ただ、ここも優待だけで見ない方がいいです。FPパートナーは保険販売・金融サービスの会社です。株価は業績、手数料収入、販売網、規制や評判リスクにも反応します。

「デジタルギフト3,000円」は魅力でも、投資判断の主役は本業です。

ブックオフグループホールディングス(9278)

ブックオフグループHDは、毎年5月31日現在の100株以上保有株主に、お買物券と本買取金額アップ券を進呈しています。

公式ページでは、100株以上200株未満で、保有3年未満ならお買物券2,000円分、3年以上なら2,500円分。さらに100株以上で本買取金額20%アップ券2枚が付くとされています。

本、ゲーム、中古家電、ホビーをよく使う人には相性が良い優待です。

ただし、お買物券はインターネット上での支払いには使えないなど、利用条件があります。店頭利用が前提になりやすいので、近くに店舗があるかは見ておきたいところです。

小津産業(7487)

小津産業は、5月末優待の中でも地味に人気があります。

100株以上でQUOカード、200株以上ではティッシュペーパーやトイレットペーパーの詰め合わせという整理がされています。

紙製品の優待は、派手ではありません。でも、生活必需品なので使い切りやすい。こういう優待は、届いたときの満足感が意外とあります。

ただし、小津産業は紙・不織布関連の企業です。優待だけでなく、原材料、物流、産業資材需要、業績の安定性も合わせて見たい銘柄です。

外食・食品系

5月優待の外食・食品系は数こそ多くありませんが、クセのある銘柄があります。

銘柄コード主な優待内容見方
ユニシアホールディングス3547食事優待券、電子チケット旧・串カツ田中HD。優待拡充で注目
イーサポートリンク2493青森県産100%りんごジュース自社色が強い食品優待

ユニシアホールディングス(3547)

ユニシアホールディングスは、旧・串カツ田中ホールディングスです。

公式FAQでは、毎年5月31日および11月30日現在の100株以上保有株主に対し、保有株式数に応じてお食事ご優待券を電子チケットで年2回贈呈するとされています。

100株以上300株未満では、各基準日ごとに2,000円相当。年間では4,000円相当です。

公式サイト上では、串カツ田中、PISOLA、天のめし、焼肉くるとんなどのブランドが確認できます。5月優待として見る場合は、旧・串カツ田中HDの外食系優待として整理するのが分かりやすいです。

飲食系優待としては面白いですが、外食株は原価と人件費が重いです。優待拡充だけで買われた銘柄は、権利落ちや業績確認で急に冷めることもあります。

イーサポートリンク(2493)

イーサポートリンクは、5月末現在の100株以上保有株主に、青森県産100%りんごジュース、1リットル×3本を贈呈する制度を案内しています。

これは分かりやすい食品優待です。

家族で使いやすく、届いたときの満足感もある。こういう優待はSNSでも見栄えします。

ただ、企業としては青果流通向けのシステムや業務受託に関わる会社です。りんごジュースだけで企業価値を判断する銘柄ではありません。業績、利益率、配当、キャッシュフローも見たいところです。

5月優待で注意したいこと

5月優待は、見た目以上に注意点が多いです。

注意点内容
基準日が分かれる5月15日、5月20日、5月末の銘柄がある
銘柄数が少ない人気銘柄に資金が集中しやすい
権利落ち優待以上に株価が下がる場合がある
クロス取引一般信用在庫や貸株料、逆日歩に注意
地域差ドラッグストア・店舗系優待は使える地域が限られる

特に2026年5月24日時点では、サツドラとアスクルは今回分の権利取りには間に合いません。

記事としては「5月優待の候補」として紹介できますが、実際に投資する読者には、基準日を確認するようはっきり書く必要があります。

ここを曖昧にすると、優待記事としてはかなり危ないです。

5月優待の選び方

5月優待を選ぶなら、次の順番で見ると判断しやすいです。

  1. 基準日はいつか
  2. 自分が本当に使う優待か
  3. 店舗・サービスが生活圏にあるか
  4. 優待額だけでなく配当も見る
  5. 株価が権利前に上がりすぎていないか
  6. 権利落ち後も保有できる業績か

優待は、使い切れて初めて価値があります。

クリエイトSDの優待券も、近くに店舗があれば強い。LOHACOクーポンも、普段から使うなら便利。ブックオフのお買物券も、本や中古品を買う人には良い。

逆に、使わない優待は額面ほど価値がありません。

ここはかなり現実的に見た方がいいです。

まとめ

2026年5月の株主優待は、銘柄数こそ少ないものの、生活に近い実用優待が目立ちます。

ドラッグストア・買い物系では、クリエイトSDホールディングス、アスクル、サツドラホールディングス。

金券・デジタルギフト系では、FPパートナー、ブックオフグループHD、小津産業。

外食・食品系では、ユニシアホールディングス、イーサポートリンクが候補になります。

ただし、5月は基準日がバラけます。

5月15日、5月20日、5月末。この違いを見落とすと、優待は取れません。

優待内容だけでなく、基準日、利用条件、店舗の有無、権利落ち後の株価まで見て選ぶ。5月優待は、少数精鋭だからこそ、そこを丁寧に確認したい月です。

出典・参考資料

本記事は、公開情報に基づいた教育的・情報提供のみを目的としており、特定の銘柄や金融商品の売買を推奨または勧誘するものではありません。掲載内容の正確性については万全を期しておりますが、その内容や将来の投資成果を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。