まず結論
大型開発テーマを3年間で本格実行したい都内中小企業・創業予定者向けです。助成上限が高く、事業化を見据えた研究開発には強い制度です。
ただし、申請エントリー・提出の順序と必要資料は厳密で、書類不備があると1か月前後での受付完了連絡が遅れる可能性があります。開始済みではない制度は、今から間に合わせるより再公募を確認した方が安全です。
キャンペーン概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業名 | TOKYO戦略的イノベーション促進事業(令和8年度) |
| 対象 | 都内の本店/支店で実質的な事業活動がある中小企業者・個人事業者、都内創業予定者 |
| 助成対象期間 | 令和9/3/1〜令和12/2/28(最長3年間) |
| 助成上限 | 8,000万円(下限1,500万円) |
| 助成率 | 対象経費の2/3以内 |
| 申請エントリー | 令和8/7/9〜8/12(17:00) |
| 申請提出 | 令和8/8/14〜9/3(17:00) |
| 申請手段 | Jグランツ電子申請のみ(郵送・持参・FAX・メール不可) |
還元率の内訳
- 開発系費用(試作、機器、委託費等)を中心に対象経費内で2/3まで。
- 研究開発だけでなく、直接人件費や展示会、広告費まで対象区分が明記されており、事業の初動設計に合わせて経費を分けると実効率が上がります。
お得になる使い方
- 申請エントリーを先に済ませる前提で、事前に申請要項内の対象経費と事業計画の達成指標を紐づけ。
- イノベーションマップの該当テーマ(9分野のどれに寄せるか)を決めてから、機器/外注/専門家費の費目を固定。
- 申請書を提出するときに、関係者の同意・申請経路を事前に統一して差し戻しを減らす。
注意点
- 本ページ取得時点で申請受付/エントリー期間は終了状態。直近採択情報は要確認。
- 同一テーマで他の都公社補助との併願は不可。
- 申請はGビズIDプライムが前提。申請者本人のアカウント取得が遅いと提出直前で停止リスク。
- 申請資料は提出しないと受付成立しないため、チェックリスト運用が重要。
向いている人・向かない人
| 向いている人 | 向かない人 |
|---|---|
| 都内で開発・試作・製品改良を継続実行する中小企業・個人事業者 | 申請エントリーが未完了、GビズIDが未発行で直前提出を想定する事業者 |
| 助成対象期間内に実証→試作→販路化を設計したい企業 | 事業計画が未確定で助成対象経費の精算ルールを設計できていないチーム |
まとめ
金額と期間の魅力は大きい一方、当初設計の失敗は回収不能な損です。まずは申請の詰める順序を守り、応募前の技術テーマと経費区分を固定すると採択後の実務負荷も下がります。