12月優待の基本日程
12月末基準の銘柄では、権利付き最終日が12月28日(月)、権利落ち日が12月29日(火)、基準日は12月末です。年末は市場休場日が絡むため、取引する証券会社の案内も確認してください。
詳しい銘柄一覧は2026年12月の株主優待一覧で確認できます。
金銭・デジタルギフト
ニチリン(5184)
2026年12月31日を基準日とする優待から、従来のQUOカードがデジタルセレクトギフトに変更されます。100株以上を1年以上継続保有する株主が対象で、100株以上1,000株未満は1年以上3年未満で1,000円分、3年以上で3,000円分です。
1,000株以上5,000株未満では2,000円分または4,000円分、5,000株以上では3,000円分または5,000円分です。交換先にはPayPayポイント、Amazonギフトカード、dポイント、QUOカードPayなどがあります。
1年未満の保有は対象外です。株主番号の変更や、基準日に100株を下回った場合も継続保有の判定に影響します。案内は翌年3月下旬に発送され、選択期限は毎年6月末日です。
食事券
すかいらーくホールディングス(3197)
12月末時点で100株以上を保有すると、グループ店舗で使える株主優待券が贈呈されます。100株以上300株未満は2,000円分、300株以上500株未満は5,000円分、500株以上1,000株未満は8,000円分、1,000株以上は17,000円分です。
12月末基準分は翌年3月中旬頃の発送予定です。2025年9月発送分から電子チケットに変更され、スマートフォンで残高や有効期限を確認できます。対象店舗や対象外業態は公式一覧を確認してください。
物語コーポレーション(3097)
12月31日時点で100株以上を保有し、6月30日と12月31日の株主名簿に同一株主番号で連続2回記載されると、3,500円相当の電子チケットが贈呈されます。年2回で年間7,000円相当です。
焼肉きんぐ、丸源ラーメン、ゆず庵などの国内グループ店舗で利用でき、発行日から1年間が有効期限です。セルフレジ、宅配、モバイルオーダーには利用できないため、利用方法を確認してから選びます。
食品
ニチレイ(2871)
12月末時点で500株以上を保有する株主が対象です。継続保有3年未満では2,500円相当、3年以上では3,500円相当のグループ商品の詰め合わせが贈呈されます。
2026年の優待品は、冷凍食品セットまたは常温食品セットから選ぶ形式です。500株が必要なため、100株優待と同じ感覚では考えられません。商品の内容と必要な投資金額を一緒に確認します。
カンロ(2216)
12月31日時点で300株以上を保有する株主が対象です。300株以上1,800株未満は1,000円相当、1,800株以上3,000株未満は2,000円相当、3,000株以上は3,000円相当の自社商品を選べます。
3,000株以上を3年以上継続保有すると、5,000円相当になります。飴、グミ、素材菓子などの自社商品セットのほか、直営店の商品セットや寄付も選択肢です。最低300株が必要なので、商品を実際に使うかを基準に考えます。
12月優待の選び方
食事券は対象店舗が生活圏にあるか、電子チケットの利用方法に慣れているかを確認します。食品は届く内容、保管場所、申込期限まで見ておくと使い残しを減らせます。
また、ニチリンは1年以上、物語コーポレーションは半年以上の継続保有が必要です。権利付き最終日に買えば必ず対象になるとは限りません。貸株サービスや売却・買い戻しによる株主番号の変更にも注意が必要です。
注意点
- 優待額は株価下落を補償するものではありません。
- 権利落ちで優待価値を上回る株価変動が起こる場合があります。
- 電子ギフトや電子チケットは、受け取り・交換・利用期限を確認します。
- 制度、商品内容、発送時期は変更される可能性があります。
- 取得前に各社の最新IRと証券会社の権利日案内を確認してください。
まとめ
2026年12月は、QUOカードからデジタルセレクトギフトへ変更されるニチリン、電子食事券のすかいらーくホールディングスと物語コーポレーション、食品のニチレイとカンロが候補です。
長期保有条件や必要株数が銘柄ごとに大きく異なるため、優待額だけで比較するのは危険です。権利日、保有期間、利用場所、商品の使いやすさを確認し、無理なく保有できる候補に絞り込みます。