決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
1口当たり純資産価額(円)66,202円55,060円+20.2%非開示(開示なし)非開示
純資産総額(百万円)24,256,231百万円19,474,449百万円+24.6%非開示(開示なし)非開示
総資産(百万円)24,265,109百万円19,480,431百万円+24.6%非開示(開示なし)非開示
売上高非開示(ファンド運用報告で通常の売上項目を開示しない)非開示非開示非開示(開示なし)非開示
営業利益非開示(ファンド運用報告で営業損益が非対象)非開示非開示非開示(開示なし)非開示

会社計画欄は通期・四半期の進捗評価用の明確な予想数値が公開されていないため、進捗率は該当なしとしています。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率非開示(EPSは当該ファンドの開示形式外)当期EPSと会社予想EPSEPS基準ではなく、資産価値・純資産価額の推移を軸にみる。
ROE非開示(直接算定に必要な情報が分離開示されていない)決算短信収益性指標資本効率は通常の算式より、純資産価額と純資産総額の推移で見守る。
ROIC直接記載なし(非開示)営業利益・総資産など受益証券の開示フォーマット上、共通算定口径を確保しにくく、簡易算定は保留。
PER推移非開示(ETFの性質上、一般的PER比較は適用しにくい)過去レンジとの比較は未実施株価評価では市場の金価格・需給・金利環境を補助的に確認する。

営業利益率など営業サイドの経営指標は、当該開示方式では比較対象とすることができません。

ポジティブ要因

資産価額の上昇

1口当たり純資産価額は55,060円から66,202円へ上昇しており、2025年同期比で上振れしています。短期的には基準価額の上振れが投資家の回収評価に寄与します。

純資産総額の拡大

純資産総額は前期末から24,256,231百万円へ拡大しました。純資産総額の増加は、連動対象資産である金価格変動や申込・償還の需給を反映します。

発行済口数

発行済口数は353,700千口から366,400千口へ増加し、需要を反映する基礎指標として重要です。

リスク要因

市況依存

金価格、ドル・円為替、金利の変化が基準価額に直結しやすい構造のため、一般的な収益ドライバーよりも相場環境の変動が最重要です。

流動性・需給

市場の投資需要やヘッジフローが変わると、償還・申込のバランスに影響して基準価額変動に波及します。

見通しの扱い

ファンド型銘柄は、会社予想という形での開示は限定的であり、通期見通しを伝統的な営業指標で測りにくい点に留意が必要です。

財務安全性

財務安全性では、総資産24,265,109百万円、純資産24,256,231百万円、負債は56,775百万円規模で、自己資本比率はほぼ100%近辺です。純資産価額は66,202円、期首55,060円でした。営業CF/投資CFは非金銭取引要素が大きく、数値が直接的な現預金収支と一致しません。

業界動向との関連

SPDRゴールド・シェアは金関連ETFとして、同業同日次水準と金先物・現物金市況、実需・投資需給、金利環境の影響が決定的です。

株価への示唆

株価への示唆は条件付きです。基準価額が上振れしたとしても、金価格・為替・流動性の変化で逆に修正される局面がありえます。逆に金価格上昇局面では、需給改善と連動して基準価額上昇を下支えしやすいです。補足市場データの追加取得までは、理論価格レンジを固定値で断定せず、レンジ推定で示します。

今期の総括

今期は一般的な売上高・利益ではなく、1口当たり純資産価額と純資産総額の推移が中核テーマでした。収益力というより資産連動型のリスク分解が重要で、金価格と申込・償還需給の管理が評価軸になります。

来期見通し

当社の見解は、会社予想の有無よりも金価格・為替・インフレ環境の推移が主要リスクである点です。中期シナリオとしては、 通期目線の評価: 基準価額と純資産価額が市場環境に応じて変動すると想定。 監視指標: 金価格、ドル円、ETF需給。 会社予想は外部環境により変動する可能性があります。

総合判断

総合判断は中立である。判断の根拠は、1口当たり純資産価額66,202円と純資産規模24,256,231百万円という開示内容の改善に加え、金価格・需給変動を受けやすい資産連動型であることです。次回は基準価額推移と需要/償還フローの変化、金価格ヘッジ需給の同時確認が焦点になります。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年9月期SPDRゴールド・シェア中間決算短信」、開示日: 2026-05-13