決算サマリー
| 項目 | 当期 | 前期 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 主要投資資産 | 2348.38億円 | 2930.31億円 | -19.9% |
| 現金・預金・その他 | 2222.52億円 | 1939.26億円 | +14.6% |
| 純資産 | 4570.91億円 | 4869.57億円 | -6.1% |
| 発行済口数 | 7,800千口 | 20,020千口 | -61.0% |
| 100口当たり基準価額 | 5,860,143円 | 2,432,357円 | +140.9% |
| 1口当たり分配金 | 0円 | 0円 | 横ばい |
定量評価
NF日経レバは日経平均レバレッジ・インデックスに連動するETFです。純資産は4570.91億円、発行済口数は7,800千口、100口当たり基準価額は5,860,143円でした。期中は設定27,040千口に対して解約39,260千口が上回り、資金流出超でした。
ポジティブ要因
純資産の変化
純資産は4570.91億円で、前期の4869.57億円から-6.1%でした。純資産が増えている場合は、基準価額の上昇だけでなく資金流入の有無も確認する必要があります。
口数と需給
期末の発行済口数は7,800千口で、前期末比-61.0%でした。期中は設定27,040千口に対して解約39,260千口が上回り、資金流出超でした。
基準価額と分配金
100口当たり基準価額は5,860,143円で、前期の2,432,357円から+140.9%でした。1口当たり分配金は0円です。
リスク要因
連動対象の価格変動
日経平均レバレッジ・インデックスの値動きがそのまま基準価額へ反映されやすい構造です。指数が逆風の期間では、純資産と分配金の見え方も一段と弱くなります。
日次連動と複利効果
レバレッジ型ETFは、対象指数の日々の変動率に連動する設計であり、長く保有すると複利効果で指数の単純な累積変化とずれることがあります。上昇局面では大きく動く一方、反落局面の損失も大きくなりやすい商品です。
資金流出入の偏り
主要投資資産は2348.38億円、現金・預金・その他は2222.52億円です。解約超が続くと、純資産の縮小と流動性低下が同時に起きやすくなります。
財務安全性
ETFでは事業会社の自己資本比率よりも、総資産4667.69億円、負債96.78億円、純資産4570.91億円のバランスを優先して見ます。純資産の厚みと売買口数の推移が、継続性と流動性を判断する基礎になります。
業界動向との関連
ETFでは、連動対象の値動きと資金流入出を分けて見ることが重要です。 同種ETFとの比較では、純資産の増減だけでなく発行済口数や分配金の安定性も重要です。
株価への示唆
ETFでは企業の株価というより、市場価格が基準価額に対してどの程度安定しているかを見る局面です。期中は解約超で口数が減っており、基準価額の上昇と資金流出を分けて読む必要があります。
今期の総括
今期は純資産4570.91億円、発行済口数7,800千口、100口当たり基準価額5,860,143円を確認する決算でした。指数の動きだけでなく、資金流入出がどちらに傾いたかを見ておきたい内容です。
来期見通し
ETFのため事業会社の会社予想はありません。次回は、連動対象指数の方向、日次連動のずれ、純資産残高、発行済口数、分配金水準の変化を継続確認します。
総合判断
総合判断は中立。判断の軸は、純資産4570.91億円、発行済口数7,800千口、100口当たり基準価額5,860,143円、そして期中の設定27,040千口と解約39,260千口のバランスです。基準価額は大きく上昇したが、解約超も出ており、レバレッジ型ETFとして短期値動きと流動性を分けて確認したい内容です。
出典
本記事は、対象ETFが開示した決算短信を基に作成しています。
- 「NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 決算短信」、NF日経レバ、開示日: 2026-07-01