決算サマリー
| 項目 | 当期 | 前期 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 主要投資資産 | 473.79億円 | 255.51億円 | +85.4% |
| 現金・預金・その他(総資産-主要投資資産) | 176.75億円 | 159.66億円 | +10.7% |
| 純資産 | 620.29億円 | 358.58億円 | +73.0% |
| 発行済口数 | 82,300千口 | 61,260千口 | +34.3% |
| 10口当たり基準価額 | 7,540円 | 5,850円 | +28.9% |
| 10口当たり分配金 | 非開示(2027年2月期) | 非開示(前期) | 非開示継続 |
セグメント
ETFには事業会社の報告セグメントはありません。当期末の資産構成は、主要投資資産473.79億円、現金・預金・その他(総資産-主要投資資産)176.75億円であり、個別銘柄や用途別の運用損益は決算短信で開示されていません。
財務安全性
ETFでは事業会社の自己資本比率よりも、総資産650.54億円、負債30.24億円、純資産620.29億円のバランスを優先して見ます。純資産の厚みと売買口数の推移が、継続性と流動性を判断する基礎になります。
定量評価
日経平均ブル2倍上場投信は日経平均レバレッジ・インデックスに連動する公社債ETFです。純資産は620.29億円、発行済口数は82,300千口、10口当たり基準価額は7,540円でした。期中は設定167,750千口が解約146,710千口を上回り、資金流入超でした。
数値の読み方
純資産の変化
純資産は620.29億円で、前期の358.58億円から+73.0%でした。増加分には基準価額の変動と設定・解約の双方が影響するため、発行済口数の動きと切り分けて確認する必要があります。
口数と需給
期末の発行済口数は82,300千口で、前期末比+34.3%でした。期中は設定167,750千口が解約146,710千口を上回り、資金流入超でした。
基準価額と分配金
10口当たり基準価額は7,540円で、前期の5,850円から+28.9%でした。10口当たり分配金は非開示です。
リスク要因
連動指数と複利効果
日経平均レバレッジ・インデックスへの連動を目指すレバレッジ型ETFです。日次の値動きの順序と変動率によって複利効果が累積し、一定期間の騰落率が指数の単純な倍率から乖離する場合があります。連動指数の方向だけでなく、日々の値動きの順序や変動率によって複利効果が累積し、長期の騰落率が単純な倍率から乖離する点に注意が必要です。
連動乖離・運用コスト
信託報酬などの運用コスト、構成銘柄の入れ替え、配当・税金の処理により、基準価額の騰落率が連動対象指数と完全には一致しない場合があります。
資金流出入の偏り
主要投資資産は473.79億円、現金・預金・その他(総資産-主要投資資産)は176.75億円です。解約超が続く場合は、純資産の縮小と市場での売買しやすさを併せて確認します。
業界動向との関連
日経平均ブル2倍上場投信は日経平均レバレッジ・インデックスを連動対象とするレバレッジ型ETFです。純資産残高は指数の騰落と資金流出入の双方で変わります。基準価額、発行済口数、設定・解約を分け、市場価格と基準価額の乖離も確認します。
株価への示唆
ETFの市場価格は基準価額から乖離することがあります。純資産残高と設定・解約による口数変化は運用規模や需給の手掛かりですが、指数への連動状況や市場価格のプレミアム・ディスカウントと分けて確認します。
今期の総括
今期は純資産620.29億円、発行済口数82,300千口、10口当たり基準価額7,540円を確認する決算でした。指数の動きだけでなく、資金流入出がどちらに傾いたかを見ておきたい内容です。
来期見通し
ETFのため事業会社の会社予想はありません。次回は、連動対象指数の方向、指数との連動乖離、純資産残高、発行済口数、分配金水準の変化を継続確認します。
総合判断
この決算では、純資産620.29億円、発行済口数82,300千口、10口当たり基準価額7,540円、そして期中の設定167,750千口と解約146,710千口のバランスです。次回は連動指数の騰落、基準価額、設定・解約口数、市場価格と基準価額の乖離を分けて確認します。
出典
本記事は、対象ETFが開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2027年2月期 中間決算短信(2026年2月21日~2026年8月20日)」、日経平均ブル2倍上場投信、開示日: 2026-09-28
- 商品概要(シンプレクス・アセット・マネジメント)、確認日: 2026-09-28