K&Oエナジー 1663 2026年12月期第1四半期決算 売上高254.53億円(-3%) 営業利益: 36.67億円 売上高: 254.53億円 リスク: 利益率と需要環境 資金繰り・財務指標 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高254.53億円262.42億円-3.0%870.00億円29.3%
営業利益36.67億円33.93億円+8.1%92.00億円39.9%
経常利益39.23億円36.53億円+7.4%103.00億円38.1%
純利益24.04億円32.27億円-25.5%63.00億円38.2%
EPS90.07円120.98円-25.5%118.00円該当なし

会社計画欄は通期予想を基準にしています。ガス事業の比重が高く季節性があるため、第1四半期の進捗率だけで通期達成可否は判断できません。

セグメント

2026年12月期第1四半期は、ガス事業の売上高が188.48億円(前年同期203.54億円、7.4%減)、セグメント利益が21.00億円(前年同期21.13億円、前年同期並み)でした。ヨウ素事業は売上高38.89億円(前年同期34.89億円、11.4%増)、セグメント利益22.86億円(前年同期21.28億円、7.4%増)で、販売価格上昇と販売量増が支えました。その他は売上高27.15億円(同13.2%増)、セグメント利益2.43億円(同237.5%増)です。全社費用等の調整額9.62億円を差し引いた連結営業利益は36.67億円です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率-25.5%当期EPSと会社予想EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は非開示、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は36.67億円、前年比は+8.1%です。増益の場合は本業の採算改善が示唆されますが、減益の場合はコストや需要環境を追加確認する必要があります。

売上規模の確認

売上高は254.53億円、前年比は-3%です。売上が伸びている場合でも、利益率とキャッシュ創出が伴っているかを合わせて見る必要があります。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は82.6%、純資産は1108.24億円です。財務安全性を判断する際は、利益水準だけでなく資本の厚みも確認します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは非開示です。利益が出ていても運転資金や投資負担でキャッシュ創出が弱い場合、本業の持続力を慎重に見る必要があります。

需要・コスト前提の変動

通期予想は売上高870.00億円、営業利益92.00億円です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。需要、為替、原材料費、人件費、案件進捗の変化には注意が必要です。

市場評価の変動可能性

市場評価は、ガス販売価格の低下とヨウ素価格上昇の綱引きをどう見るかで変わります。決算数値が改善しても、事前期待との差によって市場反応は変わる可能性があります。

財務安全性

財務安全性では、総資産1298.86億円、純資産1108.24億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率82.6%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。

業界動向との関連

ガス事業は気温や輸入エネルギー価格の影響を受けやすく、ヨウ素事業は販売価格・輸出環境・為替の影響が大きい構成です。売上だけでなく、ガスの価格下落をヨウ素の採算がどこまで補えるかを確認します。

株価への示唆

株価への示唆は条件付きで見る必要があります。営業利益の改善が継続し、会社予想の前提が崩れない場合は評価の下支え要因になります。一方、利益率低下や一時要因の剥落が見える場合は、評価が下振れる可能性があります。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高254.53億円(-3%)、営業利益36.67億円(+8.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益24.04億円(-25.5%)という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて確認することが重要です。本業の収益力とは異なる要因が含まれていないかを確認する必要があります。

来期見通し

通期見通しでは、売上高870.00億円、営業利益92.00億円、経常利益103.00億円、純利益63.00億円、EPS118.00円が示されています。2026年7月1日予定の1株につき2株の株式分割を考慮しない通期EPSは236.01円です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。増収増益計画であっても、需要、為替、コスト、投資負担が変われば達成難易度は変わります。

総合判断

総合判断は中立である。判断の根拠は、売上高254.53億円、営業利益36.67億円、純利益24.04億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、EPS、ROIC、PERの追加確認が焦点になります。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、K&Oエナジーグループ、開示日: 2026-05-13