決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 40.69億円 | 44.68億円 | -8.9% | 96.44億円 | 42.2% |
| 営業利益 | 0.86億円 | 3.34億円 | -74% | 3.54億円 | 24.3% |
| 経常利益 | 1.06億円 | 3.49億円 | -69.5% | 3.84億円 | 27.6% |
| 純利益 | 0.53億円 | 2.03億円 | -73.9% | 2.08億円 | 25.5% |
| EPS | 13.52円 | 51.76円 | -73.9% | 52.78円 | 25.6% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
| 事業 | 外部売上高(千円) | 前年同期(千円) | 前年同期比 | セグメント利益(千円) | 前年利益(千円) | 利益増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 特殊土木工事等事業 | 1,941,863 | 2,216,625 | -12.4% | -10,987 | 224,787 | -104.9% |
| 住宅関連工事事業 | 2,123,406 | 2,250,486 | -5.6% | 97,386 | 109,227 | -10.8% |
| 機械製造販売等事業 | 4,528 | 1,040 | +335.4% | 566 | 55 | +929.1% |
外部売上高を使用し、セグメント間売上高を重複計上していない。連結営業利益は86,965千円。セグメント利益の合計との差には、会社が開示する調整額が含まれる。
財務安全性
財務安全性では、総資産66.96億円、純資産46.53億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率69.5%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF-1.36億円、投資CF-1.48億円、財務CF-1.20億円、現金及び現金同等物の期末残高22.25億円です。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | -73.9% | 当期EPSと前年同期EPS | EPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | 非開示 | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 直接記載なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。 |
| PER推移 | 市場データ未反映 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は2.1%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
売上規模の確認
売上高は40.69億円、前年比は-8.9%です。営業損益と開示された営業キャッシュ・フローも併せて確認します。
財務基盤
自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は69.5%、純資産は46.53億円です。資本余力は、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。
リスク要因
営業減益
営業利益は0.86億円で、前年同期比74%減です。減益要因が価格転嫁、数量、原価、人件費のどこにあるかが論点です。営業利益率は2.1%です。
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは-1.36億円です。売掛金、在庫、仕入れ条件による資金移動と、会計利益を照合する必要があります。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高96.44億円、営業利益3.54億円です。利益予想への進捗に加え、会社が開示する事業別の採算や予想前提の変化を確認します。
市場評価の変動可能性
株価の反応は、決算発表時の価格、出来高、市場予想などを併せて確認する必要があります。
業界動向との関連
同業他社との同期間の数値比較は行っていません。同社の売上・利益の変化と、開示された事業別の状況を確認します。
株価への示唆
営業キャッシュ・フローはマイナスで、損益の水準と資金収支を併せて確認する必要があります。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。
今期の総括
今期は売上高40.69億円(-8.9%)、営業利益0.86億円(-74%)、親会社株主に帰属する当期純利益0.53億円(-73.9%)という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。一時的な損益や税効果は、本業の収益力と分けて確認します。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高96.44億円、営業利益3.54億円、経常利益3.84億円、純利益2.08億円、EPS52.78円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。
総合判断
総合判断は弱気。判断の根拠は、売上高40.69億円、営業利益0.86億円、純利益0.53億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2013年1月期 第2四半期 第2四半期決算短信」、太洋基礎工業、開示日: 2012-09-12