決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 188.61億円 | 150.70億円 | +25.2% | 250億円 | 75.4% |
| 営業利益 | 10.34億円 | 3.15億円 | +228% | 8.90億円 | 116.2% |
| 経常利益 | 10.47億円 | 3.59億円 | +191.3% | 9.30億円 | 112.6% |
| 純利益 | 6.61億円 | 2.85億円 | +132.1% | 6.50億円 | 101.7% |
| EPS | 100.16円 | 43.59円 | +129.8% | 99.16円 | 101.0% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
| 事業 | 外部売上高(千円) | 前年同期(千円) | 前年同期比 | セグメント利益(千円) | 前年利益(千円) | 利益増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 建設事業 | 18,688,672 | 14,972,639 | +24.8% | 1,133,493 | 422,314 | +168.4% |
| 土木建築コンサルティング全般等事業 | 153,370 | 78,806 | +94.6% | -105,255 | -113,412 | 非表示 |
| その他の事業 | 19,282 | 19,301 | -0.1% | 6,706 | 6,674 | +0.5% |
外部売上高を使用し、セグメント間売上高を重複計上していない。連結営業利益は1,034,945千円。セグメント利益の合計との差には、会社が開示する調整額が含まれる。
財務安全性
財務安全性では、総資産203.33億円、純資産131.28億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率63.0%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | +129.8% | 当期EPSと前年同期EPS | EPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | 非開示 | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 直接記載なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。 |
| PER推移 | 市場データ未反映 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は5.5%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
営業増益
営業利益は10.34億円で、前年同期比228%増です。増益幅に加え、営業利益率5.5%を次の四半期でも保てるかが見られます。
売上規模の確認
売上高は188.61億円、前年比は+25.2%です。営業損益と開示された営業キャッシュ・フローも併せて確認します。
財務基盤
自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は63.0%、純資産は131.28億円です。資本余力は、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。
リスク要因
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは非開示です。売掛金、在庫、仕入れ条件による資金移動と、会計利益を照合する必要があります。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高250億円、営業利益8.90億円です。利益予想への進捗に加え、会社が開示する事業別の採算や予想前提の変化を確認します。
市場評価の変動可能性
株価の反応は、決算発表時の価格、出来高、市場予想などを併せて確認する必要があります。
業界動向との関連
同業他社との同期間の数値比較は行っていません。同社の売上・利益の変化と、開示された事業別の状況を確認します。
株価への示唆
会社の営業利益予想は8.90億円です。決算数値に加え、発表時点の株価や市場予想との差を確認する必要があります。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。
今期の総括
今期は売上高188.61億円(+25.2%)、営業利益10.34億円(+228%)、親会社株主に帰属する当期純利益6.61億円(+132.1%)という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。一時的な損益や税効果は、本業の収益力と分けて確認します。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高250億円、営業利益8.90億円、経常利益9.30億円、純利益6.50億円、EPS99.16円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。
総合判断
総合判断は強気。判断の根拠は、売上高188.61億円、営業利益10.34億円、純利益6.61億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2025年3月期 第3四半期 2025年3月期 第3四半期決算短信」、テノックス、開示日: 2025-02-07