決算サマリー

項目当期前期変化
主要投資資産24.21億円18.35億円+31.9%
現金・預金・その他-0.08億円-0.36億円増加
純資産24.12億円17.99億円+34.1%
発行済口数552千口396千口+39.4%
100口当たり基準価額437,100円454,471円-3.8%
1口当たり分配金67.9円72.7円-6.6%

定量評価

NZAM 米710HはBloomberg 米国国債 7-10 年指数(為替ヘッジあり・円ベース)に連動する債券ETFです。純資産は24.12億円、発行済口数は552千口、100口当たり基準価額は437,100円でした。期中は設定2,234千口が解約2,078千口を上回り、資金流入超でした。

ポジティブ要因

純資産の変化

純資産は24.12億円で、前期の17.99億円から+34.1%でした。純資産が増えている場合は、基準価額の上昇だけでなく資金流入の有無も確認する必要があります。

口数と需給

期末の発行済口数は552千口で、前期末比+39.4%でした。期中は設定2,234千口が解約2,078千口を上回り、資金流入超でした。

基準価額と分配金

100口当たり基準価額は437,100円で、前期の454,471円から-3.8%でした。1口当たり分配金は67.9円です。

リスク要因

連動対象の価格変動

Bloomberg 米国国債 7-10 年指数(為替ヘッジあり・円ベース)の値動きがそのまま基準価額へ反映されやすい構造です。指数が逆風の期間では、純資産と分配金の見え方も一段と弱くなります。

為替ヘッジ・コスト要因

為替ヘッジ型の商品では、為替ヘッジコストや金利差がパフォーマンスを圧迫する局面があります。値動きの源泉が指数だけではない点に注意が必要です。

資金流出入の偏り

主要投資資産は24.21億円、現金・預金・その他は-0.08億円です。解約超が続くと、純資産の縮小と流動性低下が同時に起きやすくなります。

財務安全性

ETFでは事業会社の自己資本比率よりも、総資産24.52億円、負債0.40億円、純資産24.12億円のバランスを優先して見ます。純資産の厚みと売買口数の推移が、継続性と流動性を判断する基礎になります。

業界動向との関連

債券ETFでは、金利変動と為替ヘッジコストが基準価額と資金流出入に直結しやすい。 同種ETFとの比較では、純資産の増減だけでなく発行済口数や分配金の安定性も重要です。

株価への示唆

ETFでは企業の株価というより、市場価格が基準価額に対してどの程度安定しているかを見る局面です。純資産と口数が同時に増える局面は需給面で追い風になりやすく、逆に解約超が続くと値動きは重くなりやすいです。

今期の総括

今期は純資産24.12億円、発行済口数552千口、100口当たり基準価額437,100円を確認する決算でした。指数の動きだけでなく、資金流入出がどちらに傾いたかを見ておきたい内容です。

来期見通し

ETFのため事業会社の会社予想はありません。次回は、連動対象指数の方向、為替ヘッジコスト、純資産残高、発行済口数、分配金水準の変化を継続確認します。

総合判断

総合判断は強気。判断の軸は、純資産24.12億円、発行済口数552千口、100口当たり基準価額437,100円、そして期中の設定2,234千口と解約2,078千口のバランスです。ETFは資金流入出が数字に出やすいため、次回開示でも同じ指標を追いかけます。

出典

本記事は、対象ETFが開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年5月期 決算短信(2025年11月16日~2026年5月15日)」、NZAM 米710H、開示日: 2026-06-22