博展 2173 2022年3月期第1四半期決算 売上高14.74億円(+17.6%) 営業利益: -1.66億円 売上高: 14.74億円 リスク: 原材料・エネルギー価格 人件費・労務費 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高14.74億円12.53億円+17.6%90億円16.4%
営業利益-1.66億円-4.38億円赤字縮小4億円該当なし
経常利益-1.17億円-4.34億円赤字縮小4.35億円該当なし
純利益2.12億円-3.15億円黒字転換6億円35.3%
EPS27.15円-40.39円黒字転換76.77円35.4%

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

博展は2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)において、報告セグメント別の詳細損益を限定的に開示している。当期の全社売上高は14.74億円、営業利益は-1.66億円であり、事業別・サービス別の営業利益配分は決算短信からは確認できない。このため、セグメント評価では全社利益率とキャッシュ・フローの連動を優先して確認する。

財務安全性

財務安全性では、総資産44.12億円、純資産11.85億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率26.9%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率黒字転換当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は-11.3%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

売上規模の確認

売上高は14.74億円、前年比は+17.6%です。増収に対して営業損益は弱く、採算の確認が必要です。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は26.9%、純資産は11.85億円です。資本余力は、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

営業利益の伸び悩み

営業利益は-1.66億円で、前年からは赤字縮小です。前年から改善しましたが、営業損失が続いています。

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは非開示です。売掛金、在庫、仕入れ条件による資金移動と、会計利益を照合する必要があります。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高90億円、営業利益4億円です。利益予想への進捗に加え、会社が開示する事業別の採算や予想前提の変化を確認します。

市場評価の変動可能性

株価の反応は、決算発表時の価格、出来高、市場予想などを併せて確認する必要があります。

業界動向との関連

同業他社との同期間の数値比較は行っていません。同社の売上・利益の変化と、開示された事業別の状況を確認します。

株価への示唆

増収と営業損益の動きが異なります。会社の営業利益予想は4億円で、今後の実績と採算の変化が確認点です。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高14.74億円(+17.6%)、営業利益-1.66億円、親会社株主に帰属する当期純利益2.12億円という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。一時的な損益や税効果は、本業の収益力と分けて確認します。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高90億円、営業利益4億円、経常利益4.35億円、純利益6億円、EPS76.77円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

総合判断は中立。判断の根拠は、売上高14.74億円、営業利益-1.66億円、純利益2.12億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、博展、開示日: 2021-08-13