決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 15.95億円 | 14.06億円 | +13.4% | 23億円 | 該当なし |
| 営業利益 | -23.97億円 | -15.88億円 | 赤字拡大 | -28.98億円 | 該当なし |
| 経常利益 | -8.07億円 | 0.46億円 | 赤字転落 | -11.06億円 | 該当なし |
| 純利益 | -8.11億円 | 0.46億円 | 赤字転落 | -11.09億円 | 該当なし |
| EPS | -42.27円 | 2.44円 | 赤字転落 | -55.82円 | 該当なし |
通期決算では会社計画欄に次期予想を置いているため、進捗率は該当なしとしています。前年比などが非開示の場合は、決算短信側で前年実績または増減率が示されていないことを意味します。
セグメント
G-リベラウェアは2026年7月期 決算短信〔日本基準〕(連結)において、報告セグメント別の詳細損益を限定的に開示している。当社グループはインフラ保全事業の単一セグメントです。サービス別売上高はドローン事業8億2,088万円、デジタルツイン事業3億1,305万円、ソリューション開発事業4億211万円、新規領域5,908万円でした。サービス別利益は開示されていません。
財務安全性
財務安全性では、総資産20.29億円、純資産12.91億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率61.4%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF-6.24億円、投資CF-1.43億円、財務CF8.45億円、現金及び現金同等物の期末残高8.32億円です。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | 赤字転落 | 当期EPSと前年同期EPS | EPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | -75.2% | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 直接記載なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。 |
| PER推移 | 市場データ未反映 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は-150.3%、総資産経常利益率は-43.3%です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
売上規模の確認
売上高は15.95億円、前年比は+13.4%です。ただし増収でも利益が残っていません。
財務基盤
自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は61.4%、純資産は12.91億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。
リスク要因
営業減益
営業利益は-23.97億円で、前年から赤字が拡大しました。売上の説明より先に、原価率と販管費のどちらが重いのかを見たい内容です。
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは-6.24億円です。営業キャッシュ・フローと損益の差は、売上債権や契約資産、補助金収入などの内訳と照合します。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高23億円、営業利益-28.98億円です。計画を見る時は、売上前提よりも営業利益率の前提を先に疑います。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗のどれかが崩れると、利益の薄い会社ほどすぐ数字に出ます。
市場評価の変動可能性
決算数値が改善しても、今回の短信だけでは株価の反応や市場評価は判断できません。次回は売上高、営業損失、営業キャッシュ・フローの変化を確認します。
業界動向との関連
業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。同業比較や市場シェアの資料は今回の確認対象に含めていません。本稿は決算短信に記載された数値を基準に整理しています。
株価への示唆
決算短信だけでは株価、時価総額、予想PERを確認できないため、株価水準や理論株価の評価はしていません。業績面では、通期計画に対する営業利益と営業キャッシュ・フローの変化を次回開示で照合します。
今期の総括
今期は売上高15.95億円(+13.4%)、営業利益-23.97億円、親会社株主に帰属する当期純利益-8.11億円という内容でした。営業損失の拡大と純損失の計上が続いています。補助金収入など営業外損益が損失を一部補っているため、営業損益と純損益を分けて確認します。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高23億円、営業利益-28.98億円、経常利益-11.06億円、純利益-11.09億円、EPS-55.82円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。
総合判断
総合判断は弱気。判断の根拠は、売上高15.95億円、営業利益-23.97億円、純利益-8.11億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。株価評価は本稿の確認範囲外です。
訂正開示の反映
10月7日の訂正は、9月14日公表の短信にある個別業績の概要が対象です。関係会社株式評価損の計上により、当期純損失や純資産などが修正されました。会社は連結業績への影響はないとしています。
| 個別業績 | 訂正前 | 訂正後 |
|---|---|---|
| 当期純利益 | △809百万円 | △850百万円 |
| 1株当たり当期純利益 | △42.18円 | △44.31円 |
| 総資産 | 2,008百万円 | 1,967百万円 |
| 純資産 | 1,272百万円 | 1,231百万円 |
| 自己資本比率 | 61.1% | 60.3% |
| 1株当たり純資産 | 61.78円 | 59.73円 |
連結の売上高・営業損失・親会社株主に帰属する当期純損失は訂正対象外です。この記事の決算サマリーは連結数値を扱っています。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。