決算サマリー
| 項目 | 当計算期間末 | 前計算期間末 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 純資産総額 | 8.75億円 | 36.04億円 | -75.7% |
| 1口当たり基準価額 | 5,877.50円 | 6,078.70円 | -3.3% |
| 発行済口数 | 148,000口 | 592,000口 | -75.0% |
| 1口当たり分配金 | 0円 | 0円 | 変更なし |
この資料は半年の計算期間を示すETF決算であり、通常企業の売上高、営業利益、EPS進捗率は評価対象ではない。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 基準価額変化率 | -3.3% | 前計算期間末比 | 連動指数と運用コストを反映 |
| 純資産変化率 | -75.7% | 前計算期間末比 | 基準価額と設定・交換の双方で変動 |
| 発行済口数変化率 | -75.0% | 前計算期間末比 | 市場の設定・交換動向を示す |
PER、EPS、ROICは事業会社向け指標であり、このETFには適用しない。
ポジティブ要因
連動対象が明確
S&P 500先物インバース日次指数への連動を目指す。投資目的と日々の値動きの方向が商品設計上明確である。
上場市場で売買可能
東証ETFとして市場価格で売買でき、投資信託の基準価額とは別に取引所価格が形成される。
リスク要因
日次連動と複利効果
インバース型は日々の騰落率への連動を目指すため、複数日の保有結果は対象指数の期間騰落率の単純な倍率と一致しないことがある。
純資産と流動性
純資産と発行済口数の変化は、市場での流動性や基準価額との価格乖離に影響し得る。出来高と売買スプレッドも確認対象となる。
財務安全性
ETFでは自己資本比率や有利子負債ではなく、信託財産の純資産、保有資産、デリバティブ評価、設定・交換を確認する。当計算期間末の純資産は8.75億円である。
業界動向との関連
インバースETFは短期的な方向性取引やヘッジに利用される。相場変動が大きいほど日次リバランスと複利効果の影響も大きくなる。
株価への示唆
市場価格は企業利益ではなく、基準価額、連動指数、先物・為替、設定・交換、需給で決まる。PERや理論株価ではなく、基準価額との乖離と出来高を確認する商品である。
今期の総括
2026年3月期は基準価額が-3.3%、純資産が-75.7%となった。損益は運用会社の事業利益ではなく、信託財産の運用結果である。
来期見通し
運用会社による企業業績予想はない。次期の基準価額と分配金は、連動指数、設定・交換、運用費用、市場環境により変動する。
総合判断
総合判断は中立である。商品性は明確だが、インバース型固有の日次連動、複利効果、価格乖離を理解する必要がある。基準価額と純資産の推移を継続確認したい。
出典
- 大和アセットマネジメント「iFreeETF S&P500インバース(2238)2026年3月期決算短信」、2026年04月23日開示