ダイドーグループホールディングス 2590 2018年1月期第3四半期決算 売上高1339.04億円(+1.3%) 営業利益: 48.12億円 売上高: 1339.04億円 リスク: 原材料・エネルギー価格 為替変動 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高1339.04億円1322.33億円+1.3%1720億円77.9%
営業利益48.12億円44.24億円+8.8%41億円117.4%
経常利益52.74億円43.88億円+20.2%43億円122.7%
純利益31.38億円37.88億円-17.2%26億円120.7%
EPS189.97円228.68円-16.9%157.5円120.6%

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

事業外部売上高(百万円)前年同期(百万円)前年同期比セグメント利益(百万円)前年利益(百万円)利益増減率
国内飲料事業97,37097,071+0.3%4,6803,645+28.4%
海外飲料事業14,11613,681+3.2%-509-520非表示
医薬品関連事業7,6676,513+17.7%1,052780+34.9%
食品事業14,75014,966-1.4%506515-1.7%

外部売上高を使用し、セグメント間売上高を重複計上していない。連結営業利益は4,812百万円。セグメント利益の合計との差には、会社が開示する調整額が含まれる。

財務安全性

財務安全性では、総資産1715.45億円、純資産885.13億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率50.7%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率-16.9%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は3.6%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は48.12億円、前年比は+8.8%です。増益そのものより、営業利益率3.6%が次の四半期でも保てるかが見られます。

売上規模の確認

売上高は1339.04億円、前年比は+1.3%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は50.7%、純資産は885.13億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは非開示です。会計上の利益と資金収支を分けて確認します。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高1720億円、営業利益41億円です。計画を見る時は、売上前提よりも営業利益率の前提を先に疑います。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗のどれかが崩れると、利益の薄い会社ほどすぐ数字に出ます。

市場評価の変動可能性

株価の反応を判断するには、発表時点の価格、出来高、市場予想との比較が必要です。

業界動向との関連

同業他社との同期間の数値比較は行っていません。同社の売上・利益の変化と、開示された事業別の状況を確認します。

株価への示唆

営業利益率と営業キャッシュ・フローを確認します。株価への影響は、発表時点の市場データとの照合が必要です。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高1339.04億円(+1.3%)、営業利益48.12億円(+8.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益31.38億円(-17.2%)という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。本業の収益力とは異なる要因が混じると、株価の評価は長続きしません。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高1720億円、営業利益41億円、経常利益43億円、純利益26億円、EPS157.5円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

総合判断は中立。判断の根拠は、売上高1339.04億円、営業利益48.12億円、純利益31.38億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2018年1月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)」、ダイドーグループホールディングス、開示日: 2017-11-27