ジーフット 2686 2024年2月期通期決算 売上高336.65億円(+2%) 営業利益: -4.90億円 売上高: 336.65億円 リスク: 原材料・エネルギー価格 為替変動 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高336.65億円330.09億円+2%660億円該当なし
営業利益-4.90億円-19.88億円赤字縮小-13億円該当なし
経常利益-6.15億円-20.88億円赤字縮小-16億円該当なし
純利益-8億円-21.36億円赤字縮小-22億円該当なし
EPS-18.81円-50.21円赤字縮小-51.69円該当なし

通期決算では会社計画欄に次期予想を置いているため、進捗率は該当なしとしています。前年比などが非開示の場合は、決算短信側で前年実績または増減率が示されていないことを意味します。

セグメント

ジーフットは2024年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)で報告セグメントを開示している。当期の全社売上高は336.65億円、営業利益は-4.90億円である。セグメント利益と全社利益の間には調整額が含まれる場合があるため、事業別の採算は開示されたセグメント注記に沿って確認する。

財務安全性

財務安全性では、総資産351.22億円、純資産-39.38億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率△11.2%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率赤字縮小当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は-1.5%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は-4.90億円で、前年からは赤字縮小です。改善はありますが、まだ黒字ではありません。市場はここを甘く見ません。

売上規模の確認

売上高は336.65億円、前年比は+2%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は△11.2%、純資産は-39.38億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは非開示です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高660億円、営業利益-13億円です。計画を見る時は、売上前提よりも営業利益率の前提を先に疑います。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗のどれかが崩れると、利益の薄い会社ほどすぐ数字に出ます。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

市場はまだ信用しにくい内容です。売上、利益率、キャッシュのうち少なくとも一つがはっきり改善しないと、決算を買う理由は作りにくいでしょう。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高336.65億円(+2%)、営業利益-4.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益-8億円という内容でした。ここで見たいのは、きれいな増収コメントではなく営業利益の質です。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。本業の収益力とは異なる要因が混じると、株価の評価は長続きしません。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高660億円、営業利益-13億円、経常利益-16億円、純利益-22億円、EPS-51.69円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

総合判断は弱気。判断の根拠は、売上高336.65億円、営業利益-4.90億円、純利益-8億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。数字がそろうまでは、市場はまだ少し距離を置きます。

訂正開示の反映

ジーフットは2024-05-22に「2024年2月期 (訂正)「2024年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)」添付資料の一部訂正について」を開示したため、この記事は訂正後の内容を反映しています。

訂正理由は、1株当たり情報に係る1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株)と その内訳数(株)及び注釈の記載内容について誤りがございました。当該内容について、1株 当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株)の訂正を行っております。 なお、今回の訂正に伴う過年度決算への影響はございません。

訂正箇所訂正前訂正後
(連結)添付資料(21 頁に掲載) / 1株当たり情報前連結会計年度当連結会計年度 (自 2021 年3月1日 (自 2022 年3月1日至 2022 年2月 28 日) 至 2023 年2月 28 日) 1株当たり純資産額 △191.67 円 △229.29 円 1株当たり当期純損失(△) △129.81 円 △41.55 円 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、前連結会計年度当連結会計年度 (自 2021 年3月1日 (自 2022 年3月1日至 2022 年2月 28 日) 至 2023 年2月 28 日) 1株当たり純資産額 △191.67 円 △229.29 円 1株当たり当期純損失(△) △129.81 円 △41.55 円 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2024年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)」、ジーフット、開示日: 2023-10-11
  • 「2024年2月期 (訂正)「2024年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)」添付資料の一部訂正について」、ジーフット、開示日: 2024-05-22