決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 39.89億円 | 39.35億円 | +1.4% | 77億円 | 51.8% |
| 営業利益 | 2.11億円 | 2.64億円 | -19.8% | 2.89億円 | 73.0% |
| 経常利益 | 2.15億円 | 2.62億円 | -17.8% | 2.89億円 | 74.4% |
| 純利益 | 0.83億円 | 2.45億円 | -65.8% | 0.66億円 | 125.8% |
| EPS | 14.55円 | 42.56円 | -65.8% | 11.52円 | 126.3% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
中間決算短信では、報告セグメントはレストラン事業のみと説明されています。事業別の詳細損益はなく、全社ベースで分析します。
レストラン事業の単一セグメントです。短信に事業別売上・利益の区分はなく、全社売上高39億89百万円、営業利益2億11百万円で確認します。既存店の集客と原価・人件費が利益率にどう反映されたかは、月次情報と次回決算を合わせて見たいところです。
財務安全性
自己資本比率40.9%。営業CFは2億21百万円、投資CFはマイナス34百万円、財務CFはマイナス1億97百万円でした。中間期末現金は10億89百万円。営業CFは黒字ですが、営業利益の減少と合わせ、利益と現金創出の持続性を確認します。
定量評価
| 指標 | 今回 | 確認できる範囲 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS | 決算サマリー参照 | 前年同期比を同表に記載 | 1株利益の伸びと営業利益の動きを併せて確認します。 |
| ROIC | 開示なし | 決算短信に記載なし | 必要な投下資本情報がないため独自算定していません。 |
| PER | 市場データ未使用 | 比較未実施 | 株価と予想利益の観測値を含めず、決算情報に限定します。 |
今回の判断材料は、売上高だけでなく営業利益率、会社計画、財務数値の組み合わせです。
ポジティブ要因
中間期の売上高は前年同期比1.4%増、営業利益は19.8%減でした。営業利益率も前年の約6.7%から約5.3%に低下しています。売上増を利益に残す力が弱まり、会社修正計画の達成は下期の採算改善に左右されます。
リスク要因
外食事業では客数、客単価、食材費、人件費が採算を左右します。今回の短信は要因の定量的な分解を十分に示していないため、費用増の内訳は断定せず、次回開示で確認します。
業界動向との関連
強気・弱気を決め打ちするより、修正後計画に対する営業利益の進捗と既存店の採算を確認する局面です。中間純利益の計画超過だけで通期利益の余裕を判断できません。
短信にない同業比較や市場規模の数値は加えず、会社が開示した事業環境と実績に絞って評価します。
株価への示唆
決算の評価は次の開示で利益率とキャッシュフローが維持されるかに左右されます。会社計画を修正し、通期売上高77億円、営業利益2億89百万円、純利益66百万円を見込みます。上期純利益83百万円は通期計画を上回りますが、特別損益などの影響を含むため、本業の進捗は営業利益で測る必要があります。 現時点の財務情報から株価水準や目標価格を算定することはできません。
今期の総括
売上は1.4%増えた一方、営業利益は19.8%減、純利益は65.8%減。会社は中間期実績との差異と通期予想の修正を同日開示しており、利益回復の前提確認が焦点です。
来期見通し
会社計画を修正し、通期売上高77億円、営業利益2億89百万円、純利益66百万円を見込みます。上期純利益83百万円は通期計画を上回りますが、特別損益などの影響を含むため、本業の進捗は営業利益で測る必要があります。
総合判断
投資スタンスは中立です。中間期の売上高は前年同期比1.4%増、営業利益は19.8%減でした。営業利益率も前年の約6.7%から約5.3%に低下しています。売上増を利益に残す力が弱まり、会社修正計画の達成は下期の採算改善に左右されます。 会社計画の修正有無と次回の利益率を確認し、今回の増減が継続するかを判断します。
出典
- 「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、カルラ、開示日: 2026-10-05。数値は会社開示に基づき独自に要約。
- カルラ 公式IR