決算サマリー
| 指標 | 当期 | 前年同期 | 増減率 | 会社予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 202.55億円 | 199.23億円 | +1.7% | 430.00億円 | 47.1% |
| 営業利益 | 7.67億円 | 5.05億円 | +51.7% | 12.50億円 | 61.4% |
| 経常利益 | 7.26億円 | 5.04億円 | +44.1% | 11.10億円 | 65.4% |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | 3.84億円 | 2.36億円 | +62.5% | 4.55億円 | 84.4% |
セグメント
| 事業 | 外部売上高(百万円) | 前年同期(百万円) | 前年同期比 | セグメント利益(百万円) | 前年利益(百万円) | 利益増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 食品事業 | 11,481 | 11,142 | +3.0% | 601 | 543 | +10.7% |
| 外食事業 | 8,773 | 8,781 | -0.1% | 460 | 256 | +79.7% |
外部売上高を使用し、セグメント間売上高を重複計上していない。連結営業利益は767百万円。セグメント利益の合計との差には、会社が開示する調整額が含まれる。
財務安全性
総資産326.07億円、純資産118.42億円、自己資本比率35.4%。中間期の営業CFは23.91億円の収入、投資CFは設備投資などで支出、財務CFは借入・返済等を反映しています。なお、営業CFの前年同期比増加は運転資金変動も含むため、利益の伸びと同一視できません。
定量評価
営業利益率は前年同期の約2.5%から3.8%へ改善し、営業利益の伸びが売上成長を大きく上回りました。食品工場の生産性向上と外食の費用適正化が続くかが、利益率の持続性を測る材料です。
ポジティブ要因
食品事業では冷凍食品の販売に加え、自社工場のライン増設や歩留まり改善を進めました。外食事業も売上が横ばいのなかで利益を伸ばし、上期の連結営業利益率改善につながりました。
リスク要因
食品事業では原材料・資材・物流費を受け、2026年9月納品分から餃子カテゴリーを5~15%値上げしました。値上げ後の販売数量や利益率への影響は今後の開示で確認が必要です。外食は上期に24店を閉店する一方、12店を出店し、期末店舗数は459店でした。
業界動向との関連
当期の短信で確認できる需給・コスト要因は上記の通りです。業界全体の統計や競合比較は本記事では加えていません。
株価への示唆
短期的には、次期計画に対する実績の積み上がりを次の開示で見極める必要があります。決算数値だけから株価反応や妥当株価は判断できません。
今期の総括
イートアンドホールディングス(2882)の2027年2月期中間期は、売上高202.55億円(+1.7%)、営業利益7.67億円(+51.7%)でした。食品事業の増益に加え、外食事業も不採算店整理や販管費適正化で利益を伸ばしました。通期営業利益計画への進捗は61.4%です。
来期見通し
通期計画は売上高430億円、営業利益12.50億円、経常利益11.10億円、純利益4.55億円。営業利益の進捗率は61.4%ですが、単純な累計比較であり、下期の季節性や食品値上げ後の販売を合わせて判断します。年間配当予想は15円で変更ありません。
総合判断
今回の決算で確認できた事実は、売上高202.55億円(+1.7%)、営業利益7.67億円(+51.7%)です。評価の焦点は、利益率と現金創出がこの成長に追いつくかにあります。
出典
- 「2027年2月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、イートアンドホールディングス、2026年10月14日公表(公式IR資料)