G-Syns 290A 2026年12月期第2四半期決算 売上高39.18億円(+186.5%) 営業損失: 33.50億円 売上高: 39.18億円 リスク: 為替変動 在庫評価・回転 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
Non-GAAP総収入39.18億円13.67億円+186.5%160.52億円24.4%
売上高16.91億円13.27億円+27.4%63.53億円26.6%
営業利益-33.50億円-21.09億円赤字拡大-54.67億円該当なし
経常利益-13.72億円-24.91億円赤字縮小30.10億円該当なし
親会社帰属利益-14.17億円-24.83億円赤字縮小26.24億円該当なし
EPS-10.74円-22.38円赤字縮小19.88円該当なし

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

衛星データ事業の単一セグメントで、セグメント別損益は開示していない。Non-GAAP総収入39.18億円には政府補助金収入を含み、売上高は16.91億円、営業損失は33.50億円。事業の進捗は補助金を含む規模だけでなく、顧客売上と営業費用を分けて確認する。

財務安全性

財務安全性では、総資産500億円、純資産379.45億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率73.1%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF7.56億円、投資CF-105.91億円、財務CF14.99億円、現金及び現金同等物の期末残高162.10億円です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率赤字縮小当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

売上高に対する営業利益率は-198.1%。政府補助金を加えたNon-GAAP総収入とは区別し、研究開発費と事業化投資を含む赤字幅を確認する必要があります。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業損失は33.50億円で、前年同期の21.09億円から赤字が拡大しました。総収入の成長だけでなく、補助金を除いた売上高と営業費用の関係が焦点です。

売上規模の確認

売上高は39.18億円、前年比は+186.5%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は73.1%、純資産は379.45億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは7.56億円です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

通期予想はNon-GAAP総収入160.52億円、売上高63.53億円、営業損失54.67億円です。総収入には補助金を含むため、売上計上と補助金認識の時期が損益を大きく動かします。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

中立評価でも、見る場所ははっきりしています。売上ではなく営業利益率、営業利益より営業CF。この順番で数字がそろうまでは、市場は様子見になりやすいです。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期はNon-GAAP総収入39.18億円、売上高16.91億円、営業損失33.50億円、親会社帰属純損失14.17億円という内容でした。総収入は伸びた一方、営業赤字は拡大しており、事業化の進展と費用統制が必要です。

来期見通し

通期見通しはNon-GAAP総収入160.52億円、売上高63.53億円、営業損失54.67億円、経常利益30.10億円、親会社帰属利益26.24億円、EPS19.88円です。営業段階では赤字を見込む一方、営業外収益を含む経常・純利益は黒字を予想しています。

総合判断

総合判断は慎重。補助金を含む総収入の成長は支えですが、営業赤字の拡大を重く見ます。売上高、研究開発費、補助金収入、営業CFを分けて確認したいところです。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、G-Syns、開示日: 2026-08-14