決算サマリー
| 項目 | 2027年2月期中間期 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 857億36百万円 | 7.5%増 |
| 営業利益 | 73億84百万円 | 38.1%増 |
| 経常利益 | 75億34百万円 | 37.0%増 |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | 52億19百万円 | 32.7%増 |
| EPS | 124.15円 | 34.8%増 |
会社は通期予想を売上高1,665億1百万円、営業利益110億43百万円、経常利益112億72百万円、純利益75億56百万円で据え置きました。上期の計画超過を受けても予想を変えていないため、達成確度は下期の出店・既存店動向を見て判断する必要があります。
セグメント
| 事業 | 外部売上高(百万円) | 前年同期(百万円) | 前年同期比 | セグメント利益(百万円) | 前年利益(百万円) | 利益増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本レストランシステムグループ | 29,329 | 28,345 | +3.5% | 2,748 | 2,256 | +21.8% |
| ドトールコーヒーグループ | 53,219 | 48,142 | +10.5% | 4,034 | 2,709 | +48.9% |
| その他 | 3,187 | 3,253 | -2.0% | 644 | 502 | +28.3% |
外部売上高を使用し、セグメント間売上高を重複計上していない。連結営業利益は7,384百万円。セグメント利益の合計との差には、会社が開示する調整額が含まれる。
財務安全性
中間期末の総資産は1,438億43百万円、純資産は1,097億88百万円、親会社所有者帰属持分比率は76.1%です。営業キャッシュ・フローは70億45百万円で、前年同期の50億83百万円から増加しました。
定量評価
営業利益率は8.6%で、前年同期の6.7%から上昇しました。上期の営業利益進捗率は通期計画に対して66.9%ですが、季節性や下期の仕入れ・人件費を反映しない単純計算です。
ポジティブ要因
主力2グループがそろって増収増益となりました。会社は高単価商品の投入、価格改定、キャッシュレス施策を進め、ドトールコーヒーの価格改定前後で客数に大きな変化は見られなかったと説明しています。
リスク要因
上期の実績は良好でも、通期予想は据え置きです。既存店売上の伸びが客数・客単価のどちらに依存するかや、上期に発生した利益率改善が下期も続くかは、月次情報と次回決算で確認したい点です。
株価への示唆
前年同期比で利益の伸びが売上を上回り、採算改善が確認できました。一方、通期予想の修正がなかったため、株価評価では上期の上振れだけでなく、下期の計画達成と利益率の持続性が材料になります。
今期の総括
中間期は主要セグメントの増益と営業キャッシュ・フローの増加を伴う増収増益でした。通期会社計画の上方修正はなく、好調の継続性を確認する段階です。
来期見通し
今回の開示に来期予想はありません。現行の2027年2月期通期計画と、下期の既存店売上・利益率を確認します。
総合判断
上期は主力事業の販売と利益がともに伸びました。ただし会社計画は据え置かれており、株価の次の焦点は通期予想の達成と利益率の維持です。
出典
- ドトール・日レスホールディングス「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信」(2026年10月13日公表、公式IR資料室)。