決算サマリー
| 項目 | 2026年11月期3Q累計 | 2025年11月期3Q累計 | 前年同期比 | 通期会社予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,448.86億円 | 1,374.31億円 | +5.4% | 1,930億円 | 75.1% |
| 営業利益 | 42.14億円 | 48.12億円 | -12.4% | 非開示 | 該当なし |
| 経常利益 | 38.73億円 | 49.07億円 | -21.1% | 48億円 | 80.7% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 27.76億円 | 35.59億円 | -22.0% | 34.50億円 | 80.5% |
| EPS | 277.73円 | 357.22円 | -22.3% | 345.01円 | — |
通期予想表では営業利益を開示せず、売上高・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益・EPSを示しています。進捗率は累計実績を通期予想で単純除算した値です。
部門別売上
| 部門 | 売上高 | 前年同期比 | 販売動向 |
|---|---|---|---|
| 乳原料・チーズ | 910.22億円 | +1.2% | 乳原料の一部は販売減、ホエイパウダーやバターなどは堅調。チーズ販売は底堅く推移。 |
| 食肉食材 | 180.09億円 | +5.0% | 調達国の多角化や新規案件が寄与。豚肉の一部は国際相場・円安の影響を受けた。 |
| ライフサイエンス | 102.88億円 | +63.4% | 高たんぱく原料や大豆たんぱくなどの販売が増加。 |
| アジア事業・その他 | 255.65億円 | +6.4% | 乳原料販売は地域により強弱。チーズ製造販売はマレーシア、中国、ベトナムなどで伸長。 |
部門別売上高の合計は1,448.84億円で、連結売上高との差0.02億円は百万円未満切捨てによる端数です。部門別利益は決算短信に示されていません。
利益と財務
売上総利益は94.48億円(前年同期92.89億円)に増加しましたが、販売費及び一般管理費は52.34億円(同44.77億円)に増え、営業利益は減少しました。前期にあった一過性の営業外収益がなくなった一方、当期はシンガポール新工場の竣工と本社基幹システム稼働の遅れにより関連費用の計上時期が後ろ倒しとなり、経常利益は期初予想を上回って推移したと会社は説明しています。
総資産は1,001.66億円、純資産は336.14億円、自己資本比率は33.6%です。第3四半期短信では四半期キャッシュ・フロー計算書を開示していないため、当期の累計CFはここでは記載していません。
通期見通し
会社予想は売上高1,930億円、経常利益48億円、親会社株主に帰属する当期純利益34.50億円、EPS345.01円で、修正はありません。営業利益予想は開示されていません。経常利益と純利益は計画進捗が8割を超えていますが、費用計上の後ろ倒しが含まれるため、残る四半期の費用発生と利益の着地を確認する必要があります。年間配当予想は132円(中間66円、期末66円)です。
総合判断
増収の一方で営業利益・経常利益・純利益はいずれも減少しました。部門ではライフサイエンスとアジア事業・その他が伸びましたが、各部門の利益額は非開示です。通期経常利益の進捗は高いものの、関連費用の後ずれを考慮し、利益率の回復と通期予想の達成を次回決算で確認したいところです。
出典
- 2026年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)、ラクト・ジャパン、2026年10月14日