決算サマリー
| 項目 | 当期 | 前期 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 主要投資資産 | 601.57億円 | 605.60億円 | -0.7% |
| 現金・預金・その他 | 0.04億円 | 0.06億円 | -33.3% |
| 純資産 | 601.62億円 | 605.66億円 | -0.7% |
| 発行済口数 | 23,877千口 | 25,093千口 | -4.8% |
| 100口当たり基準価額 | 2,520円 | 2,414円 | +4.4% |
| 1口当たり分配金 | 0円 | 0円 | 横ばい |
セグメント
ETFのため、事業会社のような報告セグメント売上・セグメント利益はありません。決算短信では運用資産の内訳として、主要投資資産が601.57億円、現金・預金・その他の資産(負債控除後)が0.04億円、合計純資産が601.62億円と開示されています。
前期と比べると、主要投資資産は605.60億円から601.57億円へ0.7%減少しました。100口当たり基準価額は2,414円から2,520円へ上がっていますが、発行済口数は25,093千口から23,877千口へ減少しています。基準価額の上昇だけでなく、解約超による口数減少を同時に見る内容です。
定量評価
iFFANG+はNYSE FANG+指数(配当込み、円ベース)に連動する親投資信託受益証券ETFです。純資産は601.62億円、発行済口数は23,877千口、100口当たり基準価額は2,520円でした。期中は設定5,637千口に対して解約6,853千口が上回り、資金流出超でした。
ポジティブ要因
純資産の変化
純資産は601.62億円で、前期の605.66億円から0.7%減りました。基準価額は上がったものの、口数が減ったため、資産規模としてはやや縮んだ形です。
口数と需給
期末の発行済口数は23,877千口で、前期末比-4.8%でした。期中は設定5,637千口に対して解約6,853千口が上回り、資金流出超でした。
基準価額と分配金
100口当たり基準価額は2,520円で、前期の2,414円から+4.4%でした。1口当たり分配金は0円です。
リスク要因
連動対象の価格変動
NYSE FANG+指数(配当込み、円ベース)の値動きがそのまま基準価額へ反映されやすい構造です。指数が逆風の期間では、純資産と分配金の見え方も一段と弱くなります。
為替ヘッジ・コスト要因
連動対象は円ベースのNYSE FANG+指数です。米国大型テック株の値動きに加え、円換算後の指数変動が基準価額に反映されるため、為替環境も無視できません。
資金流出入の偏り
主要投資資産は601.57億円、現金・預金・その他は0.04億円です。解約超が続くと、純資産の縮小と流動性低下が同時に起きやすくなります。
財務安全性
ETFでは事業会社型の資本比率よりも、総資産603.43億円、負債1.80億円、純資産601.62億円のバランスを優先して見ます。純資産の厚みと売買口数の推移が、継続性と流動性を判断する基礎になります。
業界動向との関連
ETFでは、連動対象の値動きと資金流入出を分けて見ることが重要です。 同種ETFとの比較では、純資産の増減だけでなく発行済口数や分配金の安定性も重要です。
株価への示唆
ETFでは企業の株価というより、市場価格が基準価額に対してどの程度安定しているかを見る局面です。純資産と口数が同時に増える局面は需給面で追い風になりやすく、逆に解約超が続くと値動きは重くなりやすいです。
今期の総括
今期は純資産601.62億円、発行済口数23,877千口、100口当たり基準価額2,520円を確認する決算でした。指数の動きだけでなく、資金流入出がどちらに傾いたかを見ておきたい内容です。
来期見通し
ETFのため事業会社の会社予想はありません。次回は、円ベースの連動対象指数、純資産残高、発行済口数、分配金水準の変化を継続確認します。
総合判断
総合判断は中立。判断の軸は、純資産601.62億円、発行済口数23,877千口、100口当たり基準価額2,520円、そして期中の設定5,637千口と解約6,853千口のバランスです。ETFは資金流入出が数字に出やすいため、次回開示でも同じ指標を追いかけます。
出典
本記事は、対象ETFが開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年6月期(2025年12月11日~2026年6月10日)決算短信」、iFFANG+、開示日: 2026-07-24