決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 101.53億円 | 79.50億円 | +27.7% | 920億円 | 11.0% |
| 営業利益 | -1.52億円 | -3.47億円 | 赤字縮小 | 85億円 | 該当なし |
| 経常利益 | -4.02億円 | -1.29億円 | 赤字拡大 | 75億円 | 該当なし |
| 純利益 | -2.89億円 | -1.26億円 | 赤字拡大 | 49億円 | 該当なし |
| EPS | -5.08円 | -2.2円 | 赤字拡大 | 86.03円 | 該当なし |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
| 事業 | 外部売上高(百万円) | 前年同期(百万円) | 前年同期比 | セグメント利益(百万円) | 前年利益(百万円) | 利益増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 不動産開発事業 | 5,871 | 3,212 | +82.8% | 152 | -236 | 非表示 |
| CCRC事業 | 298 | 1,311 | -77.3% | -240 | -15 | 非表示 |
| 戸建・アパート事業 | 1,128 | 1,007 | +12.0% | -99 | -44 | 非表示 |
| 不動産投資事業 | 1,037 | 741 | +39.9% | -15 | 95 | -115.8% |
| 不動産関連サービス事業 | 1,798 | 1,667 | +7.9% | -8 | -47 | 非表示 |
| その他 | 20 | 10 | +100.0% | 1 | 1 | +0.0% |
外部売上高を使用し、セグメント間売上高を重複計上していない。連結営業利益は-152百万円。セグメント利益の合計との差には、会社が開示する調整額が含まれる。
財務安全性
財務安全性では、総資産1510.14億円、純資産432.15億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率28.1%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | 赤字拡大 | 当期EPSと前年同期EPS | EPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | 非開示 | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 直接記載なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。 |
| PER推移 | 市場データ未反映 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は-1.5%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
売上規模の確認
売上高は101.53億円、前年比は+27.7%です。増収に対して営業損益は弱く、採算の確認が必要です。
財務基盤
自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は28.1%、純資産は432.15億円です。資本余力は、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。
リスク要因
営業利益の伸び悩み
営業利益は-1.52億円で、前年からは赤字縮小です。前年から改善しましたが、営業損失が続いています。
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは非開示です。売掛金、在庫、仕入れ条件による資金移動と、会計利益を照合する必要があります。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高920億円、営業利益85億円です。利益予想への進捗に加え、会社が開示する事業別の採算や予想前提の変化を確認します。
市場評価の変動可能性
株価の反応は、決算発表時の価格、出来高、市場予想などを併せて確認する必要があります。
業界動向との関連
同業他社との同期間の数値比較は行っていません。同社の売上・利益の変化と、開示された事業別の状況を確認します。
株価への示唆
増収と営業損益の動きが異なります。会社の営業利益予想は85億円で、今後の実績と採算の変化が確認点です。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。
今期の総括
今期は売上高101.53億円(+27.7%)、営業利益-1.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益-2.89億円という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。一時的な損益や税効果は、本業の収益力と分けて確認します。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高920億円、営業利益85億円、経常利益75億円、純利益49億円、EPS86.03円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。
総合判断
総合判断は弱気。判断の根拠は、売上高101.53億円、営業利益-1.52億円、純利益-2.89億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、フージャースホールディングス、開示日: 2019-08-08