決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 291.24億円 | 284.13億円 | +2.5% | 388億円 | 75.1% |
| 営業利益 | 8.38億円 | 5.23億円 | +60.1% | 8.60億円 | 97.4% |
| 経常利益 | 11億円 | 6.99億円 | +57.4% | 11.50億円 | 95.7% |
| 純利益 | 7.93億円 | 3.61億円 | +119.8% | 7.50億円 | 105.7% |
| EPS | 55.48円 | 25.57円 | +117.0% | 52.41円 | 105.9% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
バイク事業が主要事業で、他セグメントの重要性は乏しいとして区分損益の記載を省略しています。サービス別利益の配分は行いません。
バイク事業を主力とする単一の重要事業です。会社説明では販売台数は前年同期並み、車両売上単価と平均粗利額は上昇し、原価率も改善。売上高291億24百万円、営業利益8億38百万円でした。
財務安全性
自己資本比率は60.3%で、前期末53.8%から上昇。総資産127億60百万円、純資産76億96百万円です。四半期短信では当期キャッシュフロー計算書を開示していないため、利益の現金化は確認できません。
定量評価
| 指標 | 今回 | 確認できる範囲 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS | 決算サマリー参照 | 前年同期比を同表に記載 | 1株利益の伸びと営業利益の動きを併せて確認します。 |
| ROIC | 開示なし | 決算短信に記載なし | 必要な投下資本情報がないため独自算定していません。 |
| PER | 市場データ未使用 | 比較未実施 | 株価と予想利益の観測値を含めず、決算情報に限定します。 |
今回の判断材料は、売上高だけでなく営業利益率、会社計画、財務数値の組み合わせです。
ポジティブ要因
営業利益率は前年同期の約1.8%から約2.9%へ改善。会社は販売単価、平均粗利額、原価率の改善を説明しています。販売台数の伸びではなく、単価と粗利を維持できるかが下期の焦点です。
リスク要因
中古二輪の買取・販売は仕入れ相場と在庫回転の影響を受けます。会社は一台当たり売上高・粗利額と原価率の改善を挙げました。これらが一時的かは次期の数値で確認します。
業界動向との関連
利益計画を先行して達成しているものの、売上高の伸びは小幅です。9月末に修正した通期計画を再度上回れるか、車両相場や在庫評価に左右されない粗利改善かを見極めます。
短信にない同業比較や市場規模の数値は加えず、会社が開示した事業環境と実績に絞って評価します。
株価への示唆
決算の評価は次の開示で利益率とキャッシュフローが維持されるかに左右されます。通期予想は9月30日公表の修正値を適用し、売上高388億円、営業利益8億60百万円、純利益7億50百万円です。第3四半期累計で営業利益は計画の約97%、純利益はすでに計画を上回りました。 現時点の財務情報から株価水準や目標価格を算定することはできません。
今期の総括
売上高は2.5%増にとどまる一方、営業利益は60.1%増、純利益は119.8%増でした。販売台数は前年並みでも、車両単価と平均粗利額の上昇、原価率改善が利益を押し上げたと会社は説明しています。
来期見通し
通期予想は9月30日公表の修正値を適用し、売上高388億円、営業利益8億60百万円、純利益7億50百万円です。第3四半期累計で営業利益は計画の約97%、純利益はすでに計画を上回りました。
総合判断
投資スタンスは中立です。営業利益率は前年同期の約1.8%から約2.9%へ改善。会社は販売単価、平均粗利額、原価率の改善を説明しています。販売台数の伸びではなく、単価と粗利を維持できるかが下期の焦点です。 会社計画の修正有無と次回の利益率を確認し、今回の増減が継続するかを判断します。
出典
- 「2026年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、バイク王&カンパニー、開示日: 2026-10-05。数値は会社開示に基づき独自に要約。
- バイク王&カンパニー 公式IR