1. 投資判断サマリー
三井住友DSアセットマネジメントが運用する国内株式アクティブETFです。TOPIX(配当込み)をベンチマークに掲げ、成長企業を選別します。指数連動型ではないため、基準価額だけでなくベンチマークとの差と売買コストも評価を左右します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 更新日 | 2026年9月29日 |
| 総合評価 | ★★★☆☆(中立) |
| 一言サマリー | SMDAM Active ETF 日本グロース株式(349A)の2027年2月期中間決算は、運用収益1.45億円、純利益1.42億円でした。 |
2. 投資評価(星評価・レーダーチャート)
星評価は2026年9月29日開示の中間決算と商品特性を踏まえた整理です。事業会社の利益成長や財務比率ではなく、運用実績、純資産、分配、流動性を見ています。
| 評価軸 | 星評価 | コメント |
|---|---|---|
| 成長性 | ★★★☆☆ | 純資産と発行済口数の伸び、資金流入出を確認します。 |
| 収益性 | ★★★☆☆ | 基準価額、分配金、組入株式の値動きを確認します。 |
| 財務 | ★★★☆☆ | 総資産、負債、純資産、流動性を確認します。 |
| 配当 | ★☆☆☆☆ | 口数当たり分配金と分配原資を確認します。 |
| 安定性 | ★★★★☆ | 運用コスト、出来高、スプレッド、純資産規模を確認します。 |
| 時間軸 | 見方 |
|---|---|
| 短期 | 次回決算で、基準価額、純資産、発行済口数の方向を確認します。 |
| 中期 | 資金流入出、分配金、組入株式の方向を見ます。 |
| 長期 | 純資産規模、流動性、運用コスト、運用方針を確認します。 |
3. 最新決算サマリー
2026年9月29日開示の2027年2月期中間決算では、運用収益145.10百万円、営業利益・経常利益・中間純利益はいずれも142.08百万円でした。前年中間期比でそれぞれ32.0%、32.3%増です。
| 項目 | 直近実績 | 前年比・変化 | 見通し・補足 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 運用収益 | 145.10百万円 | +32.0% | 会社予想なし | 有価証券売買等損益が約94%を占めます。 |
| 中間純利益 | 142.08百万円 | +32.3% | 会社予想なし | ETFの会計上の利益で、投資家のリターンとは異なります。 |
| 純資産(前期末比) | 1,095.06百万円 | +14.9% | 発行済口数は130万口で横ばい | 資金流入と保有資産の値上がりを分けて見ます。 |
| 100口当たり基準価額 | 84,236円 | +14.9% | 会社予想なし | 市場価格との乖離やスプレッドも確認対象です。 |
発行済口数は横ばいのため、純資産の増加は資金流入ではなく、主に保有株の値上がりによるものです。中間短信にはTOPIX(配当込み)との比較がなく、基準価額の上昇だけでは運用の優劣を測れません。
4. 今回の決算で注目するポイント
今回の決算は、見出しの増減だけでなく、基準価額、純資産、口数、分配を分けて見る必要があります。
| 確認点 | 今回の状況 | 判断材料 |
|---|---|---|
| 純資産と口数 | 1,095.06百万円(+14.9%) | 基準価額要因と設定・解約による資金流入出を分けて確認します。 |
| 基準価額・口数 | 84,236円(+14.9%) | 基準価額、発行済口数、設定・解約のバランスを確認します。 |
| 資産規模・流動性 | 総資産は11億2,230万円、負債は2,724万円、純資産は10億9,506万円です。 | 純資産の推移、売買高、スプレッドを確認します。 |
| ベンチマークとの差 | TOPIX(配当込み)をベンチマークとするアクティブ運用です。 | 同一期間の運用成績を比較します。 |
| 見通し | ETFのため事業会社の業績予想はありません。 | 組入株式の環境、分配方針、資金流入出を確認します。 |
5. 投資判断のポイント
このセクションは、次回以降の決算でも繰り返し見るポイントです。単発の好材料より、同じ指標が継続して改善しているかを重視します。
| 論点 | なぜ見るか | 確認したい変化 |
|---|---|---|
| 運用対象 | 個別企業の業績ではなく、組入銘柄、分配方針、資金流入出が主な評価軸になります。 | 基準価額、出来高、分配金、組入方針を確認する |
| 流動性 | 売買量が少ないと市場価格と基準価額の差やスプレッドが広がることがあります。 | 出来高と売買単位に無理がないか |
| 分配の持続性 | 分配利回りだけではなく、原資と資産価格の変動を合わせて見る必要があります。 | 分配金と基準価額の両方を確認する |
| 分配 | 2026年2月期の年間実績は100口当たり980円でした。 | 分配額だけでなく基準価額の変化も見る |
6. リスク要因
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 市場価格変動 | 純資産の99.1%を株式が占めます。組入株が下落すれば基準価額も下がります。 |
| 流動性 | 出来高が薄い場合、売買時のスプレッドが実質コストになります。 |
| 分配変動 | 分配金は運用成績や分配方針で変わるため、利回りだけでは判断できません。 |
| 相対成績 | 市場全体が上昇しても、TOPIX(配当込み)を下回ればアクティブ運用の狙いが弱まります。 |
7. 成長性
ETFの規模は、基準価額の変動と設定・解約の両方で変わります。2026年8月20日時点では口数が2月20日から変わらず、純資産増加は保有株の値上がりが中心でした。今後は資金流入に加え、運用成績がベンチマークを上回れるかを見ます。
| 成長の確認点 | 現状 | 次に見る指標 |
|---|---|---|
| 純資産規模 | 1,095.06百万円(+14.9%) | 基準価額と発行済口数の寄与を分けて確認する |
| 基準価額・口数 | 84,236円(+14.9%) | 連動対象、設定・解約、連動乖離を確認する |
| 分配・流動性 | 2026年2月期の年間実績は980円です。100口当たりの収益分配金 | 分配金、出来高、売買スプレッドを確認する |
8. 総合評価
中間期は運用収益と基準価額が上昇しましたが、利益の大半は有価証券売買等損益です。指数に対する優位性は今回の短信から分かりません。
| 観点 | 評価 |
|---|---|
| 強み | 中間期の基準価額は前期末比14.9%上昇し、純資産も増えました。 |
| 懸念点 | 株式相場への依存が大きく、ベンチマーク比の成績は確認できていません。 |
| 次に見るポイント | TOPIX(配当込み)との成績差、設定・解約、市場価格との乖離を確認します。 |
本ETFはTOPIX(配当込み)超えを目指すアクティブ運用です。中間期は基準価額が上がりましたが、同期間の指数成績が短信にないため、運用者の選別効果は測れません。次回は相対成績と資金流出入を確認します。
出典
- SMDAM Active ETF 日本グロース株式(349A)|中間決算|運用収益1.45億円、純資産10.95億円|2027年2月期、開示日: 2026-09-29
- 企業プロフィール: SMDAM Active ETF 日本グロース株式(349A)の基本情報
- 配当情報: 会社開示に基づく配当実績・予想
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