決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 83.74億円 | 75.64億円 | +10.7% | 100億円 | 該当なし |
| 営業利益 | 29.25億円 | 23.09億円 | +26.7% | 32.50億円 | 該当なし |
| 経常利益 | 30.74億円 | 24.31億円 | +26.4% | 33.50億円 | 該当なし |
| 純利益 | 22.24億円 | 19.30億円 | +15.2% | 23.50億円 | 該当なし |
| EPS | 88.35円 | 78.03円 | +13.2% | 91.27円 | 該当なし |
通期決算では会社計画欄に次期予想を置いているため、進捗率は該当なしとしています。会社予想が非開示の項目は、決算短信上で通期予想が確認できないため該当なしとしています。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | +13.2% | 当期EPS88.35円、前年同期EPS78.03円 | EPSの前年比を再計算した参考値です。純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | 22.1% | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 簡易ROIC +14.4% | 営業利益と総資産 | 税率30%仮定、総資産ベースの簡易値です。厳密な投下資本ベースではありません。 |
| PER推移 | 未算定 | 市場株価データ要確認 | PERは株価とEPSが必要なため、市場データ確認後に算定します。 |
営業利益率は34.9%、総資産経常利益率は24%です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
営業利益の変化
営業利益は29.25億円、前年比は+26.7%です。本業の採算とコスト環境を追加確認する必要があります。
売上規模の確認
売上高は83.74億円、前年比は+10.7%です。売上が伸びている場合でも、利益率とキャッシュ創出が伴っているかを合わせて見る必要があります。
財務基盤
自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は80.1%、純資産は114.03億円です。財務安全性を判断する際は、利益水準だけでなく資本の厚みも確認します。
リスク要因
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは27.65億円です。利益が出ていても運転資金や投資負担でキャッシュ創出が弱い場合、本業の持続力を慎重に見る必要があります。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高100億円、営業利益32.50億円です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗の変化には注意が必要です。
市場評価の変動可能性
利益水準は強いが、訂正後の投資CFは定期預金の純増加を反映して26.79億円の流出となった。市場が見るのは、営業CF27.65億円を維持しながら、次期売上高100億円計画に向けた投資をどこまで収益化できるかである。
財務安全性
財務安全性では、総資産142.39億円、純資産114.03億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率80.1%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF27.65億円、投資CF-26.79億円、財務CF2.68億円、現金及び現金同等物の期末残高38.16億円です。
業界動向との関連
業界全体との比較には、同業他社の同時期決算や市場統計の確認が必要です。今回の記事では対象企業の決算短信を主資料とし、業界平均との差やシェア変化は断定せず、売上・営業利益・会社予想を中心に整理します。
株価への示唆
株価への示唆は条件付きで見る必要があります。営業利益の改善が継続し、会社予想の前提が崩れない場合は評価の下支え要因になります。一方、利益率低下や一時要因の剥落が見える場合は、評価が下振れる可能性があります。追加の市場データ確認が必要のため、理論株価の算定は保留します。
今期の総括
今期は売上高83.74億円(+10.7%)、営業利益29.25億円(+26.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益22.24億円(+15.2%)という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて確認することが重要です。本業の収益力とは異なる要因が含まれていないかを確認する必要があります。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高100億円、営業利益32.50億円、経常利益33.50億円、純利益23.50億円、EPS91.27円が示されています。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。増収増益計画であっても、販売数量、為替、コスト、投資負担が変われば達成難易度は変わります。
総合判断
総合判断は中立である。判断の根拠は、売上高83.74億円、営業利益29.25億円、純利益22.24億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、EPS、ROIC、PERの追加確認が焦点になります。
訂正開示の反映
プロシップは2026-06-30に「(訂正・数値データ訂正)「2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について」を開示したため、この記事は訂正後の内容を反映しています。
訂正理由は、「2026年3月期 決算短信[日本基準](連結)」の提出後に「連結キャッシュ・フローの状況」「当期のキャッシュ・ フローの概況」「連結キャッシュ・フロー計算書」について、定期預金の純増減額の集計に誤りがあることが判明しま したので、これを訂正するものです。
| 訂正箇所 | 訂正前 | 訂正後 |
|---|---|---|
| (3)連結キャッシュ・フローの状況 | (3)連結キャッシュ・フローの状況 営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物 キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高 百万円 百万円 百万円 百万円 2026年3月期 2,765 △2,479 268 4,016 2025年3月期 1,474 △316 △531 3,460 | (3)連結キャッシュ・フローの状況 営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物 キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高 百万円 百万円 百万円 百万円 2026年3月期 2,765 △2,679 268 3,816 2025年3月期 1,474 △316 △531 3,460 |
| 1.経営成績等の概況 | (省略) (3)当期のキャッシュ・フローの概況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4,016百万円(前期比16.1%増) となりました。当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、2,765百万円(前期比87.6%増)となりました。これは主に、法人税等の支 | (省略) (3)当期のキャッシュ・フローの概況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、3,816百万円(前期比10.3%増) となりました。当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、2,765百万円(前期比87.6%増)となりました。これは主に、法人税等の支 |
| ○添付資料 12ページ / 3.連結財務諸表及び主な注記 | (4)連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 (自 2025年4月1日 至 2025年3月31日) 至 2026年3月31日) 営業活動によるキャッシュ・フロー | (4)連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:千円) 前連結会計年度 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 (自 2025年4月1日 至 2025年3月31日) 至 2026年3月31日) 営業活動によるキャッシュ・フロー |
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年3月期_決算短信〔日本基準〕(連結)」、プロシップ、開示日: 2026-05-15
- 「(訂正・数値データ訂正)「2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について」、プロシップ、開示日: 2026-06-30