キーウェアソリューションズ 3799 2007年3月期第2四半期決算 売上高81.01億円(-2%) 営業利益: 2.10億円 売上高: 81.01億円 リスク: 人件費・労務費 受注採算・案件進捗 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高81.01億円82.69億円-2%非開示該当なし
営業利益2.10億円3.76億円-44.3%非開示該当なし
経常利益1.35億円3.57億円-61.9%非開示該当なし
純利益0.61億円4.22億円-85.4%4.43億円13.8%
EPS8.16円56.63円-85.6%48.62円16.8%

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

キーウェアソリューションズは2007年3月期 平成19年3月期 中間決算短信 (983.85 KB)で報告セグメントを開示している。当期の全社売上高は81.01億円、営業利益は2.10億円である。セグメント利益と全社利益の間には調整額が含まれる場合があるため、事業別の採算は開示されたセグメント注記に沿って確認する。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率-85.6%当期EPSと前年同期EPS純利益の大幅減少と同じ方向です。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は2.6%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は2.10億円、前年比は-44.3%です。増益そのものより、営業利益率2.6%が次の四半期でも保てるかが見られます。

売上規模の確認

売上高は81.01億円、前年比は-2%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は69.3%、純資産は73.55億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは-1.75億円です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

通期予想は売上高188.00億円、経常利益6.90億円、純利益4.43億円です。営業利益予想は短信のサマリーでは開示されていません。計画を見る時は、売上前提よりも利益率の前提を先に確認します。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

財務安全性

財務安全性では、総資産106.15億円、純資産73.55億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率69.3%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF-1.75億円、投資CF-2.63億円、財務CF6.61億円、現金及び現金同等物の期末残高9.32億円です。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

会計利益が見えていても、営業CFが弱い場合は市場の評価は伸びにくいです。利益よりキャッシュを確認する局面で、資金繰りや運転資金の重さが残れば上値は重くなります。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高81.01億円(-2.0%)、営業利益2.10億円(-44.3%)、親会社株主に帰属する中間純利益0.61億円(-85.4%)という内容でした。売上の小幅減に対して利益の落ち込みが大きく、採算悪化と営業キャッシュ・フローのマイナスを確認する必要があります。

来期見通し

通期見通しは売上高188.00億円、経常利益6.90億円、純利益4.43億円、EPS48.62円です。中間期の純利益進捗は13.8%にとどまっており、下期の回復度合いが焦点です。

総合判断

総合判断は中立。売上高81.01億円に対して営業利益2.10億円、中間純利益0.61億円と利益が大きく落ち込み、営業キャッシュ・フローもマイナスでした。下期に採算とキャッシュが回復するかを確認したい決算です。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2007年3月期 平成19年3月期 中間決算短信 (983.85 KB)」、キーウェアソリューションズ、開示日: 2006-10-27