決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高336.05億円29.42億円+1042.3%1621.93億円該当なし
営業利益35.44億円-4.96億円黒字転換248.15億円該当なし
経常利益42.05億円-1.69億円黒字転換125.42億円該当なし
純利益28.01億円-6.54億円黒字転換87.04億円該当なし
EPS115.47円-37.4円黒字転換179.31〜231.45円該当なし

通期決算では会社計画欄に次期予想を置いているため、進捗率は該当なしとしています。会社予想が非開示の項目は、決算短信上で通期予想が確認できないため該当なしとしています。

訂正開示の確認

2026年5月28日の訂正開示では、主に1株当たり純資産、2027年3月期予想の1株当たり当期純利益レンジ、自己株式数などが修正された。

項目訂正前訂正後
2026年3月期 1株当たり純資産624.42円625.40円
2027年3月期予想 1株当たり当期純利益179.14〜231.16円179.31〜231.45円
2026年3月期期末自己株式数90,952株137,615株
2026年3月期 個別1株当たり純資産577.96円578.87円

今回の訂正で、2026年3月期の売上高336.05億円、営業利益35.44億円、経常利益42.05億円、2027年3月期の売上高1621.93億円、営業利益248.15億円という主要な成長シナリオは変わっていない。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率黒字転換当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE26.9%決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC簡易ROIC +8.7%営業利益と総資産税率30%仮定、総資産ベースの簡易値です。厳密な投下資本ベースではありません。
PER推移未算定市場株価データ要確認PERは株価とEPSが必要なため、Yahoo!ファイナンス等の市場データ確認後に算定します。

営業利益率は10.5%、総資産経常利益率は21.9%です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は35.44億円、前年比は黒字転換です。本業の採算とコスト環境を追加確認する必要があります。

売上規模の確認

売上高は336.05億円、前年比は該当なしです。売上が伸びている場合でも、利益率とキャッシュ創出が伴っているかを合わせて見る必要があります。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は64.8%、純資産は194.03億円です。財務安全性を判断する際は、利益水準だけでなく資本の厚みも確認します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは1.15億円です。利益が出ていても運転資金や投資負担でキャッシュ創出が弱い場合、本業の持続力を慎重に見る必要があります。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高1621.93億円、営業利益248.15億円、調整後EBITDA581.91億円、経常利益125.42億円です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗の変化には注意が必要です。

市場評価の変動可能性

株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。決算数値が改善しても、事前期待との差によって市場反応は変わる可能性があります。

財務安全性

財務安全性では、総資産285.77億円、純資産194.03億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率64.8%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF1.15億円、投資CF0.90億円、財務CF0.27億円、現金及び現金同等物の期末残高0.22億円です。

業界動向との関連

業界全体との比較には、同業他社の同時期決算や市場統計の確認が必要です。今回の記事では対象企業の決算短信を主資料とし、業界平均との差やシェア変化は断定せず、売上・営業利益・会社予想を中心に整理します。

株価への示唆

株価への示唆は条件付きで見る必要があります。営業利益の改善が継続し、会社予想の前提が崩れない場合は評価の下支え要因になります。一方、利益率低下や一時要因の剥落が見える場合は、評価が下振れる可能性があります。追加の市場データ確認が必要のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高336.05億円、営業利益35.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益28.01億円という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて確認することが重要です。本業の収益力とは異なる要因が含まれていないかを確認する必要があります。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高1621.93億円、営業利益248.15億円、調整後EBITDA581.91億円、経常利益125.42億円、純利益87.04億円、EPS179.31〜231.45円が示されています。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。増収増益計画であっても、販売数量、為替、コスト、投資負担が変われば達成難易度は変わります。

総合判断

総合判断は中立である。判断の根拠は、売上高336.05億円、営業利益35.44億円、純利益28.01億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、EPS、ROIC、PERの追加確認が焦点になります。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、G-データセクション、開示日: 2026-05-15
  • 「(訂正・数値データ訂正)『2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)』の一部訂正に関するお知らせ」、G-データセクション、開示日: 2026-05-28