スタメン 4019 2023年12月期通期決算 売上高18.79億円(+44.4%) 営業利益: 1.64億円 売上高: 18.79億円 リスク: 在庫評価・回転 金利・借入負担 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高18.79億円13億円+44.4%24.85億円該当なし
営業利益1.64億円1.31億円+25.2%0.29億円該当なし
経常利益1.62億円1.32億円+23%0.28億円該当なし
純利益1.25億円0.99億円+26.1%0.02億円該当なし
EPS14.63円11.78円+24.2%0.23円該当なし

通期決算では会社計画欄に次期予想を置いているため、進捗率は該当なしとしています。前年比などが非開示の場合は、決算短信側で前年実績または増減率が示されていないことを意味します。

セグメント

スタメンは2023年12月期 決算短信[日本基準]〔連結〕で報告セグメントを開示している。当期の全社売上高は18.79億円、営業利益は1.64億円である。セグメント利益と全社利益の間には調整額が含まれる場合があるため、事業別の採算は開示されたセグメント注記に沿って確認する。

財務安全性

財務安全性では、総資産18.38億円、純資産12.15億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率64.5%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF2.02億円、投資CF-0.45億円、財務CF0.53億円、現金及び現金同等物の期末残高10.43億円です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率+24.2%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE11.4%決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は8.8%、総資産経常利益率は9.7%です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は1.64億円、前年比は+25.2%です。増益そのものより、営業利益率8.8%が次の四半期でも保てるかが見られます。

売上規模の確認

売上高は18.79億円、前年比は+44.4%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は64.5%、純資産は12.15億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは2.02億円です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高24.85億円、営業利益0.29億円です。計画を見る時は、売上前提よりも営業利益率の前提を先に疑います。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗のどれかが崩れると、利益の薄い会社ほどすぐ数字に出ます。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

中立評価でも、見る場所ははっきりしています。売上ではなく営業利益率、営業利益より営業CF。この順番で数字がそろうまでは、市場は様子見になりやすいです。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高18.79億円(+44.4%)、営業利益1.64億円(+25.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益1.25億円(+26.1%)という内容でした。ここで見たいのは、きれいな増収コメントではなく営業利益の質です。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。本業の収益力とは異なる要因が混じると、株価の評価は長続きしません。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高24.85億円、営業利益0.29億円、経常利益0.28億円、純利益0.02億円、EPS0.23円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

総合判断は中立。判断の根拠は、売上高18.79億円、営業利益1.64億円、純利益1.25億円という決算短信上の主要数値と、確認できる財務指標のバランスです。次回は営業利益率、営業CF、EPS、ROIC、PERを同じ方向で確認したいところです。数字がそろうまでは、市場はまだ少し距離を置きます。

訂正開示の反映

スタメンは2024-03-29に「(訂正・数値データ訂正)「2023年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について」を開示したため、この記事は訂正後の内容を反映しています。

訂正理由は、「2023 年 12 月期決算短信〔日本基準〕(連結)」発表後、決算短信の記載内容の一部に誤りがあ ることが判明したため、訂正を行うものです。

訂正箇所訂正前訂正後
(1)添付資料3ページ 1.経営成績等の概況(2)当期の財政状態の概況(資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて 305,125 千円増加し、 1,838,267 千円となりました。これは、主に現金及び預金が 209,296 千円、その他の流動資産が 86,581 千円、投資その他の資産が 19,615 千円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて 121,019 千円増加し、622,721 千(資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて 305,125 千円増加し、 1,838,267 千円となりました。これは、主に現金及び預金が 209,296 千円、その他の流動資産が 86,581 千円、その他の投資その他の資産が 19,615 千円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べて 121,019 千円増加し、622,721 千
(2)添付資料3ページ 1.経営成績等の概況(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ 105,018 千円増加し、1,043,677 千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は 202,124 千円(前年同期は 162,936 千円の獲得)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益の計上額…当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ 209,296 千円増加し、1,043,677 千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は 202,124 千円(前年同期は 162,936 千円の獲得)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益の計上額…
(3)添付資料 10 ページ 3.連結財務諸表及び主な注記(4)連結キャッシュ・フロー計算書(単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度 (自 2022 年1月1日 (自 2023 年1月1日至 2022 年 12 月 31 日) 至 2023 年 12 月 31 日) 営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純利益 132,261 162,687(単位:千円) 前連結会計年度当連結会計年度 (自 2022 年1月1日 (自 2023 年1月1日至 2022 年 12 月 31 日) 至 2023 年 12 月 31 日) 営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純利益 132,261 162,687

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2023年12月期 決算短信[日本基準]〔連結〕」、スタメン、開示日: 2024-02-14
  • 「(訂正・数値データ訂正)「2023年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について」、スタメン、開示日: 2024-03-29