G-ウィルズ 4482 2026年12月期第2四半期決算 売上高30.60億円 営業利益: 6.70億円 売上高: 30.60億円 リスク: IR-navi契約減 減損損失1.52億円 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高30.60億円非開示非開示67.50億円45.3%
営業利益6.70億円非開示非開示15億円44.7%
経常利益6.76億円非開示非開示15億円45.1%
純利益5.03億円非開示非開示9.50億円52.9%
EPS24.91円非開示非開示47円53.0%

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

事業売上高構成比セグメント利益利益率
株主管理プラットフォーム29.70億円97.1%6.57億円22.1%
広告0.89億円2.9%0.12億円13.5%
合計30.60億円100.0%6.70億円21.9%

主力では「プレミアム優待倶楽部」が26.41億円、IR-naviが1.76億円、サステナビリティソリューションが1.11億円、その他が0.40億円でした。優待倶楽部の契約は112社へ2社純増した一方、IR-naviは367社へ8社純減。売上単価上昇で契約数減を補えているかが次回の焦点です。なお株主管理プラットフォームでは1.52億円の減損損失も計上しました。

財務安全性

総資産は54.11億円、純資産は31.47億円、自己資本比率は57.8%です。営業CFは3.72億円、投資CFは-11.47億円、財務CFは-1.53億円、現金同等物は21.99億円。投資CFの赤字は定期預金9億円と無形固定資産2.46億円の取得が中心です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率非開示当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は21.9%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業利益は6.70億円です。前年同期比は開示資料から確認できないため、営業利益率21.9%と会社計画への進捗を分けて見ます。

売上規模の確認

売上高は30.60億円、前年比は非開示です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は57.8%、純資産は31.47億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは3.72億円と黒字ですが、営業利益6.70億円を下回りました。売上債権増2.62億円と法人税支払い2.83億円を、仕入債務増2.73億円が一部相殺しています。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高67.50億円、営業利益15億円です。計画を見る時は、売上前提よりも営業利益率の前提を先に疑います。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗のどれかが崩れると、利益の薄い会社ほどすぐ数字に出ます。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

中立評価でも、見る場所ははっきりしています。売上ではなく営業利益率、営業利益より営業CF。この順番で数字がそろうまでは、市場は様子見になりやすいです。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高30.60億円、営業利益6.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益5.03億円という内容でした。ここで見たいのは、きれいな増収コメントではなく営業利益の質です。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。本業の収益力とは異なる要因が混じると、株価の評価は長続きしません。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高67.50億円、営業利益15億円、経常利益15億円、純利益9.50億円、EPS47円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

総合判断

総合判断は中立です。株主管理プラットフォームの利益率22.1%と通期営業利益進捗44.7%は堅調ですが、契約数の伸びと減損後の投資回収には不確実性があります。優待倶楽部とIR-naviの契約数・単価を次回も追います。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](非連結)」、G-ウィルズ、開示日: 2026-08-13